Photos & Text by colorsmagyoge.
Nobuyuki Osawa & Masato Yukawa.
11/7(金)。
台風20号は温帯低気圧へと変化したこの日、
波は少しサイズダウンしたが、予想以上に波も残り、
気持ちのいい天気のなか、大澤伸幸、湯川正人と共に気になる
あそこの一級河川河口をチェック。
波は予想通りのコンディションに恵まれた。
WQS参戦のために滞在していたブラジルから30時間以上のフライトを経て
11/6(木)夜に帰国を果たし、翌朝となるこの日の朝に撮影に参加してくれた大澤伸幸。
プロとして、アスリートとしての意識を人一倍高く持ち、
世界中多くのスペシャルツアーをオーガナイズする
旅行会社MARINEJACKのサポートのもと
不屈の闘志で世界に挑戦し続けるだけあり、
このセッションにおいてもチューブ、カーヴィングはもちろん、
バリエーション豊かなエアなど
シークエンス・オブ・ザ・デイを含む数々のシークエンスを残す
ハイレベルなサーフィンを見せつけてくれた。
そんな大澤伸幸直属の後輩である湯川正人。
予想以上に素晴らしいコンディションに恵まれたなかで
幼い頃からその背中を見てきた偉大な先輩との貴重なセッションに
エキサイトしているのが伝わってくるほど
生き生きとした滑りを披露していた。
下のシークエンスは最近湯川正人が練習中のフルローテーションエア。
後一歩のところでメイクとまで行かなかったが、
大澤同様、常にストイックにサーフィンに励む湯川だけに
空中で360°回って着水するというこの高度なテクニックを
ものにする日はそう遠くないだろう。
セッションの中盤には、
colorsmagをサポートしてくれているHRS surfshopが持つ
アメブロのサーフィン部門No1に君臨し続けるHRSブログでお馴染みの
スーパー・リアルソウル・サーファーの”パイセン”も登場!!
波チェックで右往左往した挙げ句、結局このポイントに舞い戻り、
見事得意のチューブライディングを数本メイクしてくれた。
無類のチューブジャンキーであり、
SKILLZHIGH wetsuitsの社長でもあるプロサーファー脇祐史も
チューブの匂いを嗅ぎ付けてこのポイントにショーアップ。
まさにチューブしか狙わないその波チョイスは流石のひとことである。
後半戦ではその時間帯のベストな波を掴んだが、
ゲッティングアウト中のサーファーに
限られたポケットゾーンを遮られ、まさかのメイクならず。
しかし、事故を回避するべく、
チューブの中でも思い通りにボードをコントロールするそのスキルは、
まさにSKILLZHIGHそのものである。
数時間に渡る一級河川河口セッションも
お腹が空いてきた良い頃合いで無事に終了。
まだまだ風もオフショアを保っていたことから、
午後の波にも期待しつつ、一度休憩を入れることに。
果たして、午後はどのようなコンディションとなるのか!?
一生滑走!!!