Photos & Text by colorsmagyoge.

3P8R2451

 

 

トリプルクラウン第2戦、ASP PRIME”VANS WORLD CUP”の

大会開催期間突入の前日を迎えたこの日はサイズアップが予想されていたが

実際に朝になってみると波はさほど上がっていなかった。

連日サンセットで練習している大原洋人は、

例のごとくこの日もサンセットで入水。

3P8R23773P8R2536
Hiroto Ohara.

 

 

今回のASP PRIME”VANS WORLD CUP”へオートネでの出場を試みる

新井洋人もクリーンな朝のサンセットの波を堪能。

Carlos MunozなどのQSトップランカーたちと共に

ハイレベルなサーフィンを披露した。

オートネで出場できることに期待したい!!

3P8R2430
Hiroto Arai.

 

3P8R2477
Carlos Munoz.

 

 

午後は風を受けコンディションが悪化。

しかし、一瞬風が弱くなる日暮れ時を狙い、

関本海渡と共にパイプ、バックドア方面へ。

3P8R1984
Kaito Sekimoto.

 

 

手術する道を選択せざるを得ないほど

重度な肩の脱臼に悩まされていた関本海渡。

昨シーズンは自らのステージのひとつでもある

パイプ、バックドアにパドルアウトすることすらできなかった。

その悔しさと、2年振りに実際に見るその波に、

まさに胸は高鳴なるばかり。

3P8R1981
Kaito Sekimoto.

 

 

波は予想通り風を受けており

コンディションはイマイチだったが、

久々に乗るには最高のコンディション。

OTWではKolohe Andino、Nat YoungといったWCTサーファーたちのほか

Jack Freestoneたちが熱いセッションを繰り広げていた。

3P8R25693P8R25623P8R2575
Above : Kolohe Andino. Below : Jack Freestone.

 

 

そんななか、パイプで小振りな波に乗るのは

鵠沼出身の堀越力。

今年が初めてのハワイとなるようで、

WCTサーファーのJordy Smithの家にステイしながら

ノースライフを送っている。

その素晴らしい経験を活かし、

今回のハワイでどれだけ成長してくれるのかが楽しみでならない!!

3P8R2545
Riki Horikoshi.

 

 

この日もやはりここにはこの男の姿が。

VOLCOM HOUSEにステイ中の村上舜。

パイプの波を攻略するべく、

この日も陽が暮れるまで波を追っていた。

3P8R2601
Shun Murakami.

 

 

そんななかテンポよくバックドア、パイプの波を掴み、

徐々にその感覚を取り戻して行った関本海渡は、

日が暮れた後にバックドアでWバレルをメイク。

すでに光が足りず、そのベストライドを写心で残すことはできなかったが

本人としては今回の2年振りのパイプ、バックドア復帰セッションが

何かのスイッチを入れてくれる良いきっかけとなったことは

言うまでもないだろう。

3P8R2734
Kaito Sekimoto.

 

3P8R26613P8R2756
Nat Young.

 

 

迎えるASP PRIME”VANS WORLD CUP”大会開催期間初日は、

波のサイズアップと共にオンショアの風が強めに吹く予想。

果たして、コンテストは行なわれるのか!?

大原洋人の活躍はいかに!?

LIVEの方もお見逃しなくッ!!!

 

>>ASP PRIME”VANS WORLD CUP” 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ