Photos & Text by colorsmagyoge.
1/7(水)。
北海道を中心に大雪をもたらした爆弾低気圧の通過により、
前日に吹き続けた強烈な南西の風波がきれいにシェイプされ、
全域に渡り頭前後のグッドウェイブに恵まれた湘南エリア。
この日は早朝にちょっとした野暮用があったので、
お昼前に海に到着すると、ちょうど勝又正彦プロが自分でシェイプする
INSANE surfboardsをテストライドしているところに遭遇した。
比較的きれいだったレギュラーのセットを掴み、
スピーディーなサーフィンでひと際目立っていたのは
このエリアを代表するトップサーファーの抱井暖。
オープンフェイスを最大限に活かし、
ドライブの効いたきれいなラウンドハウスカットバックを披露する。
数少ないレフトの波に狙いを定め、
意表をつくかのようなタイミングでエアリバースを繰り出すのは
中村竜がプロディースするMAGIC NUMBERのグレムリンのひとりである
西湘出身のプロサーファー斉藤要。
そんな斉藤要と同じくMAGIC NUMBERのグレムリンのひとりであり、
このブレイクをこよなく愛するスタイリッシュなロングボーダー
マーくんこと小林雅仁も形の良いレフトを掴んでクルージング。
スピードに乗ったカーヴィング・レイバックをみせた
黄色いボードに乗るショートボーダーがいたので思わずシュート。
海から上がってきた所で、それは斉藤要の仲間である加藤祐太郎だと知った。
軽めの1ラウンドを終わらせると、
そんな斉藤要と加藤祐太郎の2名と共に
ちょっと気になるあっち方面の波をチェック。
ちょうど晴れ間が見えてきたところで、
関本海渡も合流し、またしても形の良い某サンドバーにて
2ラウンド目のショーティングを決行!
11月から12月前半まで1ヶ月間に渡って行なったハワイ取材では、
HURLEY JAPANハウスでのシェアメイトでもあった関本海渡とは
ハワイ以来のセッションとなった。
ハワイ帰りだけあり、乗り馴れた地元の波では
アグレッシブな動きを見せてくれた!
一日を通して素晴らしい波に恵まれ、
どのポイントでも安定したコンディションを楽しむことができた。
いずれにしろサイズダウンしてしまいそうだが、
サーフィンできる程度の波は残ってくれそうな雰囲気のまま
日没を迎えることができた。
果たして、明日の波はいかに!?
2015年度も、一生滑走!!!