Movie & Text by Kota Kumazawa. presented by Ocean people.

 

2017年12月に中国台湾でのツアーを終えた僕と大橋海人。

日本海にうねりが届きパンプするとの噂を聞きすぐに向かった。

初の日本海でのサーフィンに気持ち高まる海人と僕はすぐにローカルの方々に連絡を取り約1週間の間で波を探し求め移動した。

日本帰国後いつもの急な誘いにも乗ってくれる小林直海。

三重に一時帰省していた仲村拓久未と三重の秘蔵っ子、浜村海人。

大阪からレンタカーや全て動いてくれ、ワンセッションで一人で大阪に帰っていった渋谷玄仁。

日本海を代表するwaveハンター間屋口峻英くん。

 

 

このメンバーで吹雪吹き荒れる中、夜中のうちに移動し朝からうねりの状態や風をチェックし鳥取、京都、福井と回らせていただいた。

時間のない中ご挨拶させて頂いた方々や、タイミングが合わずご挨拶できなかったローカルの皆さん、有難う御座いました。

今回のロードトリップは一週間、そして全く情報がないまま向かった日本海その中で当てられたにはたったの一日。

しかもその午前中のみという限られた時間でのセッションとなった。

 

波を当てるというのは本当に難しく、天気図や波情報を眺めているだけでは確実なものは手にできない。

初めて冬、雪の中での撮影は大変で本当にいい経験になりました。

周りのカメラマンの方にも初めて会ったにも関わらずアドバイスを頂いたり、宿の女将さんに優しくして頂いたり、

美味しいご飯に連れて行ってくれたり。

暖かい国や地域の人は暖かく優しく、寒い国や寒い地域は人にも冷たい。

なんて言われているけれど、このトリップを通じてそんなことは全くなく、会う人会う人みんな暖かく寒い中その心で暖められた。

今回多くの人にお世話になり、自分たちだけでは確実に何もできずに終わっていたであろうこのロードトリップ、もう一度この場を借りて御礼申し上げます。

 

————————————

Surfers
Takahide Mayaguchi
Kaito Ohashi
Takumi Nakamura
Haruyoshi”locow”Shibutani
Kaito Hamamura

A film by Kota Kumazawa

Ocean people presents

————————————

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ