Photos & Text by colorsmagyoge.
8/26(日)早朝。
約束通りHard Rockへ到着してみると
波のサイズは前日の夕方よりも
ワンサイズ大きく見えた。
風は、予想にも反して合っている。
日が昇り始めたタイミングで
誰よりも早くMarこと大野修聖が
沖のピークへラインナップすると
一本目から眠気覚ましのMorning Barrelをゲット!
Morning Barrel by Mar Ohno @ Hard Rock.
この一本でメンバー全員に火が着き、
台風15号、DA Hard Rock Sessionがいよいよスタート!!
早速アウトへ出て行った大橋海人が
セットの波を掴む。
やはり波のサイズは
前日よりワンサイズは上がっている。
湯川正人も相変わらずのパンキッシュなスタイルで
サイズアップしたHard Rockの波を
リップ、チューブと攻めまくる!!
前日の夜に特急列車を乗り継いで
この場に駆けつけた加藤嵐。
強烈なHard Rockの波を目の前にして
テンポ良く波を掴み、
数本のバレルをメイク!
そして嵐ならではの大きなスプレーをあげる
鋭いリッピング&カーヴィングを披露!
Marと共にこの場へ駆けつけてきたJETこと中浦章。
なんとこの波のサイズで
使ったボードは5’4″という恐ろしい短さ。
セッションの途中でボードが真っ二つに折れてしまう
アクシデントに見舞われ、何とか大事に至らずに済んだが、
Hard Rockの洗礼を受けることとなったのだった。
ここの波を熟知する今村大介プロの弟、
今村厚プロも登場!!
パイプライナーでもあり、
先日の台風DA DAY Sessionでは
一番ヤバい写真を残してくれたTHE MENでもある。
ここの波でもそのTHE MENぶりは健在!
しかし、この日のTHE MENは
この人が、絶対に譲らなかった。
b/s Hell Taking off by Daisuke Imamura.
「オレが一番奥から一番でかい波に乗る」
Kelly Slaterを倒した経歴を持つ男、
今村大介!!!
その冷静な波のチョイスとチューブへのアプローチ、
掴む波のえぐさと、そのすべてにおいて
ベテランならではの力を若手たちに見せつける形となった!
セッションも後半に入って来た頃、
沖合から特大セットを掴み、
巨大なバレルにプルインしていくサーファーの姿が
目に飛び込んで来た。
この日のセッションで
一番の深いチューブメイクしてくれた
佐藤和也だった。
加藤嵐同様、
このセッションが行なわれていることを知り、
一晩かけて湘南から車を走らせ、
このセッションに参加してくれたのだった。
そんな佐藤和也の
この日のシークエンス・オブ・ザ・デイは
下記リンクよりチェックしてみてください!
Mar & Kazuya. FTE(Friends Till End).
そんな佐藤和也は大野Mar修聖と
他数名のサーファーと共に
FTEというチームを作り、
一世を風靡した。
今風に言えば田嶋鉄兵や田中樹たちの“3T”の
走りみたいなものがFTEで、
私しcolorsmagyogeもFTEの一員であります。
この際、大人になったFTE復活か〜〜ッ!?
そんな懐かしいことを思い出しつつ、
セッションはさらにヒートアップ!!
数時間に渡るDA Hard Rock Sessionが無事終了。
しばらく波を見ながら
ここのポイントにとどまるか迷っていると、
突然、電話が鳴った。
中村竜くんからだった。
どうやら、このまま台風15号のうねりが西に振れていき、
例のシークレット・リーフが炸裂しそうだ、という。
「佐久間泰介、抱井暖と一緒に待ってるよ」
そう残して電話を切った。
風は、さらに強くなることが予想された。
チャンスは一瞬。
それを逃さぬべく、
一路湘南へ戻るcolorsmag号。
果たして、真夏の渋滞を切り抜け、
日没前までに目的地であるシークレット・リーフに
到着することができるのだろうか。
colorsmag Search Trip 台風15号チェイス、
湘南シークレット・リーフセッションへと続く!
☞ 【colorsmag Search Trip】台風15号チェイス 予告編
☞ 【colorsmag Search Trip】台風15号チェイス 8/25前半
☞ 【colorsmag Search Trip】台風15号チェイス 8/25後半
☞ 【colorsmag Search Trip】ベスト・チューブ by 佐藤和也