Photos by ASP. Text by colorsmagyoge.

8/31(金)から9/2(日)までを大会期間とし、

宮崎県日向市のお倉が浜海岸を会場に開催中の

2012年度PRO JUNIORシリーズ最終戦

“QUIKSILVER PRO JUNIOR MIYAZAKI HYUGA CUP”

の最終日が9/2(日)無事終了となった。

 

今大会、U-20 Pro Juniorに関しては

2☆というグレードの少し高いイベントとなっており、

最終ランキング上位5名のみに与えられるWJC出場枠を賭け

エキサイティングな戦いが繰り広げられた。

Pro Juniorクラスのファイナルは、

加藤嵐と仲村拓久未による一騎討ちとなった。

ヒザからセットでコシサイズのスモールコンディションのなか、

仲村拓久未が一本目の波で6.75ptをマーク!

このところ絶好調の加藤嵐も波を掴むが、

ショルダーの張るダブルアップの波を掴むことができず

苦戦を強いられる。

そんななか仲村が4本目の波で5.20ptをスコアし、

トータルポイント11.95ptで見事今回の2☆Pro Juniorを制した。

おめでとう!!

 


U-20 Pro Junior & U-16 Cadet Winner Takumi Nakamura.

 

フランスで開催予定のKing Of The Grommetsの出場枠を賭けた

U-16 Cadetのファイナルは大原洋人と仲村拓久未によって行なわれた。

大原洋人がヒート開始早々波を掴み6.00ptをマークすると、

仲村拓久未がその後すぐに波を掴み

1本目で9.00pt、2本目で9.50ptをマーク!

これにより仲村を追う形となった大原は逆転を狙って5本目の波で

リップとカットバックのコンビネーション・ロングライドを決め

8.65ptを叩き出すも逆転に必要なポイントは9.85ptと

その差は大きいまま。

しかし、それでもまだ諦めない大原は、

8本目の波でリップ、カーヴィング、リップのコンボからの

縦回転エアリバースをメイク!

が、これが思った以上にスコアが伸びず、

8.45ptに留まり、ここでヒート終了。

仲村拓久未がU-20 Pro JuniorとU-16 Cadetの2クラスにおいて

W優勝を決めるという快挙を遂げた!!

おめでとう!!!

 

9/1(土)のコンテストDAY2に行なわれた

U-12 Gromのファイナルは西優司、小笠原由織による対戦。

ヒート前半はなかなかスコアを伸ばすことができなかった

西と小笠原だったが良い波を掴み始めると西が5本目で5.50pt、

小笠原が4本目で6.25ptを叩き出し、

ハイレベルな戦いを繰り広げる。

小笠原がヒートをリードするなか、

西が7本目の波で6.25ptをマークして逆転!

トータルポイント11.75ptで西優司が見事U-12 Grom優勝を飾った。

おめでとう!!


Grom winner Yuji Nishi!!!

 

U-20 Girlsファイナルは

高橋みなとと大村奈央による戦い。

高橋が1本目で3.75pt、大村が2本目で5.50pt、

さらに高橋が2本目で4.50ptをマークして逆転すれば、

大村が5本目で4.75ptを叩き出して

逆転返しをお見舞いするというシーソーゲーム。

高橋が逆転するのに5.75ptが必要という状況のなか、

その後長い時間セットがまったく入らなくなり、

迎えた残り時間25秒の時点で突然入ったセットの波を

離れたポジションから大村と高橋2名が掴み

2人ともレギュラー方向にライディングするが、

惜しくも高橋、逆転ならず。

見事、大村奈央がU-20 Girlsで

優勝をその手中に収める結果となった!

おめでとう!!


Girls winner Nao Omura.

 

2012 PRO JUNIORシリーズは、

国内でのイベントはこれが最終戦となり、

Men’sの最終ランキング上位5名と

U-20 Girlsの最終ランキング上位2名が

10月にインドネシア・バリ島を会場に開催される

“WJC”に出場するという流れとなっている。

さらにU-16 Cadetは最終ランキング1位の選手1名のみが

10月にフランスで開催される

“QUIKSILVER KING OF THE GROMMETS”

に出場することとなる。

Pro Junior、U-20 Girls、U-16 Cadetの2012年度最終ランキングは

ASP japanのオフィシャル・サイトにアップされ次第、

colorsmagからもお伝えさせて頂きたいと思います。

次世代の日本を担うヤング・ジェネレーションによる

PRO JUNIORシリーズ!!

今後もその動きから目が離せないッ!!

☞ >>>ASP japan

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ