Photos & Text by colorsmagyoge.


MC Claode Maki & MC Jetz Mori Tetchan.

 

8月末にお伝えして以来、

台風15号やイベント取材などほか

もろもろで怒濤の数週間となり、

なかなかお伝えできていなかったTHE SURFSKATERS 13の

25歳以下によるLoudnessクラスのcolorsmag的ハイライトを

今回はお伝えしたいと思います。

 

THE SURFSKATERSのディフェンディング・チャンピオンである

REOこと金尾玲生をはじめ、内藤遥、THE MEN岩本佑介、

さらには地元伊良湖のトップサーファー鈴木拓海と平井康輔ほか

スキルの高い選手が目白押しのこのLoudnessクラス。

サーフ、スケート共にハイレベルかつ白熱したバトルが

繰り広げられたなか、見事総合チャンピオンとなったのは

大阪出身のトップアマサーファー渋谷玄仁ッ!!!


TSS13 Loudness Champ Haruyoshi Shibutani.

 

ファイナルはパドルレースとなってしまったが、

見事サーフ部門でも優勝を果たしての

THE SURFSKATERS総合チャンプ獲得!

海のない大阪でひたすら練習を積んで来たことが

今回の結果として形となったと言っても過言ではないだろう。

海のない町から出てきたニューヒーロー、

日本一のサーフスケーター渋谷玄仁

おめでとう!!!

 

そんな渋谷に後一歩及ばず、

総合2位に甘んじてしまったのが湘南茅ヶ崎出身の内藤遥。


TSS13 2nd place, Haruka Naito.

 

その高いスケートスキルだけでなく、

本年度はASPのPro Juniorシリーズでも活躍が著しい内藤だけに

本年度こそはTHE SURFSKATERの総合チャンプの座を

獲りたかったところだが、

まだまだ時間はあるということで次回の活躍に期待!!

内藤遥、要チェックであります!!!

 

そして総合3位に輝いたのは

自ら自身のことを“THE MEN”と名乗り挙げる

エンターテイナー的ライダー岩本佑介!


TSS13 3rd place, Yusuke“THE MEN”Iwamoto.

 

今回のLoudnessクラス総合チャンプである渋谷と同じく

大阪を拠点に日々サーフとスケートに明け暮れるこの男、

ここ数年間、連続で本イベントにエントリーしてきており

見る度にそのスキルを上げて来ている注目のアップカマー!

大きな身体から繰り出される

スピーディーかつダイナミックな滑りはギャラリーを魅了!

今大会では総合3位だけでなく、

スケート部門でも3位入賞を果たしております。

今後の成長が楽しみな選手のひとり!

THE MEN要チェック!!

 

さらに総合4位に輝いたのは田中陽。

 

スケート部門では2位入賞を果たすほどの

ハイスキルを持つキッズスケーター・サーファーであります。

 

続いて総合5位入賞となったのは金尾脩平と原田泰河!!

25歳以上のBeerMasterクラス同様、

同率5位ということで2名の選手を

同時発表という形にさせて頂きます。


Shuhei Kanao.

 

金尾脩平は言わずと知れた

REOこと金尾玲生の実兄であります。

今大会ではビキニコンテストにもビキニで参加!!

やっている本人自身が妙に興奮してしまった模様で、

最後はMC真木蔵人に

「もうステージから降りて下さい」

を連呼されておりました。笑

とにもかくにもTHE SURFSKATERS屈指の

エンターテイナーのひとりであります。

 


Taiga HaraDA.

 

さらに静岡出身の中学生スケーター&サーファー

原田泰河は静波エリアのトップキッズサーファーのひとり。

そのスケートスタイルはまるでサーフィンのようであり

弟の原田空雅と共に今後が楽しみな選手のひとりであります。

 

ということで順位発表はここまで!

ここから先は独断と偏見による

colorsmag的ハイライトをゆるりお楽しみください。


Yu Watanabe.


Murata Brothers.


Kent Nishiya.

 


Top surfer Kosuke Hirai & Takumi Suzuki.

 

今回、初めてTHE SURFSKATERSを誘致してくれた

伊良湖エリアを代表する

若手トップサーファーとして知られるこの2名、

鈴木拓海と平井康輔!

 

グーフィーフッターの鈴木拓海は、


Takumi Suzuki.

 

伊良湖の有名なサーフショップ

“KEEPER SURF STATION”を取り仕切る

レジェンド・サーファー鈴木弘章氏の

実の息子であることから、

そのサーフスキルの高さもかなりのもの。

今回は潮が上げた後半戦に

パドルレースとなってしまったため、

その実力をお披露目するまでには至らなかったが、

フリーサーフィンではピカイチの動きをみせるこの男

colorsmag的要チェックサーファー!

今回はサーフ部門で3位という成績を残した。

 

一方の平井康輔は、


Kosuke Hirai.

 

こちらもまた伊良湖のサーフショップ

“ZEST”の息子であり、

VOLCOMが主催するVQSの日本代表選手として

カリフォルニアのVQS本戦にも参加したことがある

戦歴を持つほどの実力派サーファー。

今回はサーフ部門で2位入賞を果たした。

 

エキサイティングなスケート部門を制したのは、

しなやかなバネと安定感あるスタイルが持ち味である

湘南茅ヶ崎出身の斉藤祐太朗!!


Yutaro Saito.

 

おめでとう!!!

 

肝心のディフェンディング・チャンピオンである

REOこと金尾玲生はスケート部門のヒート中に右足首を捻挫。


REO Kanao.

 

痛みをこらえての出場となったが

やはり本領発揮とまではいかなかった。

怪我をしていたとはいえ、

ディフェンディング・チャンピオンが負けてしまう

という大波乱が巻き起こった今回のTSS 13。

果たして、来年のTSS 14はどんなコンテストになるのか!?

これからもTHE SURFSKATERSから目が離せないッ!

 

 

■Loudness Class

≪SURF≫
優勝 渋谷 玄仁
2位 ヒライ コウスケ
3位 スズキ タクミ
4位 西山 徹
BEST SURF 村田 嵐

 

≪SKATE≫
優勝 斎藤 祐太朗
2位 田中 陽
3位 岩本 佑介
4位 金尾 脩平
BEST SKATE 休場 匠

 

≪総合≫
優勝 渋谷 玄仁
2位 内藤 遥
3位 岩本 佑介
4位 田中 陽
5位 金尾 脩平
    原田 泰河

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ