Photos by HS. Text by colorsmagyoge.

Rob Machado以来のスタイリッシュ・サーファーとして
世界中から注目を浴びるCraig Andersonをチームライダーに、
多くの世界的トップサーファーから支持を受ける
オーストラリアのHayden Coxが手掛ける
HS surfboards。
現在オーストラリアでは、
HaydenがHSチームライダーであるWarren Smithと共に
生み出したFiber Flex製の”サイケデリックジャーム”モデルに
Dane Reynoldsが乗った映像がクイックシルバーのサイトで流れ
それがかなりの話題となっている!
そこで今回colors-magazineでは
日本の小波用ボードとしても充分にオススメできる
サイケデリックジャームに注目!

その特徴として挙げられるのが
Hayden Cox開発の新しいボトムデザイン”Hull”と
アウトラインのセンター付近に施された
コンケーヴ・アウトライン”サイドカット”の2点。
“サイドカット”とはアウトラインのセンター付近に施された
緩やかなウイングのことで、
小波用ボードに多く見られる幅の広いデザインであっても
ターンのドライブ感を活かしたまま
小回りの利いたクイックなターンを可能にする
HS独自の新デザイン。
一方の”Hull”とはライディングの際に
ノーズボトムエリアから流れ込む水の抵抗をスムースにするべく
Tom CarrolとAndy Dovellといったトップライダーたちの
協力のもと開発されたボトムデザインで、
“サイドカット”を上手く利用したレールサーフィンを
よりやり易くする機能を持ったもの。
つまり、
一見どこにでもある幅広めで短めというのが定番の
小波ボードと同じように見えるが、
この2つの新デザインをエッセンスとして組み込むことによって
Dane Reynoldsがお気に入りボードとして頻繁に使うほどの
完成度の高さを引き出してしまったのが、
この”サイケデリックジャーム”である
と言って過言ではないだろう。
オーストラリアHS surfboardsからの情報によると
Jordy Smithもこの”サイケデリックジャーム”
をテストしたとのこと。
その模様はJordy Smithのオフィシャル・サイトに
動画として掲載されているので
お時間のある方はそちらもチェックぜひぜひ~であります。
Hayden自身も1ftから4ftサイズ用としてオススメしている
この小波用ボード”サイケデリックジャーム”、
2011年上半期の要注目ボード要チェックッ!!!

※ちなみに下に掲載させて頂いた動画は現在クイックシルバーのサイトに
掲載されているDane Reynoldsのフッテージ集。
その19秒目辺りに出てくるライディングは
Daneがサイケデリックジャームに乗って一発目のライディングで
このときの感触の良さがDaneをサイケデリックジャームの虜にする
きっかけとなったことは言うまでもない。
Dane Reynolds×Psychedelic Germ Fiberflex.

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yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ