Photos & Source by ASP. Text & Summary by colorsmagyoge.

AUSのサーフコンペの歴史が、いや、

世界のサーフコンペの歴史が刻まれて来た

と言っても過言ではないBells Beach。

先日colorsmagでもお伝えした59歳でこの世を去った

レジェンド・サーファーMichel Peterson(59歳)が

70年代に大活躍を果たした

由緒正しき世界的サーフポイントとしても知られている。

☞ >>>R.I.P Michel Peterson

2012年ASP WT第2戦目“RIP CURL PRO”のDAY1が行なわれている

本日の記事では、このエリアの海岸線に点在するサーフポイントを

簡単にご紹介していきたいと思います。

WINKIPOP
uppersとLowersといった2つのピークを持つ世界的にも有名な200~300m級の長いライトハンドのリーフブレイク。南東系のうねりに反応し、北西系の風がオフショアとなる。

 

THE BUTTON
THE BUTTONはWINKIPOPのピークへパドルアウトしていく際に使うポイント。特に波の大きなときはここから沖に出ると比較的に波を喰らわずに済む。

 

THE BOWL
海岸線の中間点に位置するTHE BOWLは巨大なSouthern Oceanのうねりに反応し、最高15ftサイズまでホールドするパワフルなウォール波。

 

RINCON
BellsのブレイクのピークのひとつであるRINCONは波があまりにも小さいと反応しないが、2~4ftのうねりで本領を発揮。

 

CENTRESIDE
ライトハンダーの速いブレイクが特徴であるBellsのメインブレイクがCENTRESIDE。充分なうねりがないと反応しないためコンスタントに毎日波があるわけではないが、そのクオリティーの高い波は待つだけの価値を充分に持つ。また、RINCONやTHEBOWLと比べて混雑が少ないのも特徴。

 

SOUTHSIDE
CENTRESIDEよりさらに南に位置するSOIUTHSIDEは、この海岸線では珍しいレフトハンダーの波。浅い岩棚に反応するグーフィーフッター要チェックのポイント。

===================================

こちらは今回のRIP CURL PRO直前のTaj Burrowによる

フリーサーフィン動画。

たぶんこのスモールサイズは、

RINCONでのサーフィンに違いないと思われます。

先日Snapper RocksでのWT第1戦目で見事優勝を果たし

現在ASPラインキングトップを走るTajのキレキレサーフィン、

ゆるりお楽しみください。

Taj Burrow @ Bells 2012.

taj pre bells from Taj Burrow on Vimeo.

というわけで、日本時間の4月3日(火)現在

DAY1がスタートしているRIP CURL PRO。

4月14日(日)までを開催期間とする本ビッグイベント、

果たして、Bellsの勝利の女神は誰に微笑むのか!?

要チェック!!

☞ >>>RIP CURL PRO Bells

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ