Text & Photos by Riki Kakaii

hawaiiから帰還して間もないDan、寺井裕人プロと暴風吹き荒れる中千葉へと向かった。

今回は二人のライディングも収められている“mind to the west side”の上映会への参加も兼ねてのtrip。撮影・監督を務めたTACOS FILMに率いられて千葉各地にお邪魔させていただいた。

会場にたどり着くまでにどこか波乗りは出来ないかと思い、片貝海岸にあるRootsに立ち寄らせていただいた。するとオーナーであり作品中でもズバ抜けたパフォーマンスを披露している1996年JPSAグランドチャンピオンの福地孝行プロが出迎えてくださった。

周辺はあいにくのコンディションということで南下して波を探すことに。

各地をチェックしながら夷隅まで南下し、友重プロが手がけるRikky’sへとたどり着くと友重プロ夫妻とずっと会いたかった人物とあうことが出来た。

実は友重プロのご子息もリキくんという名前で、私と同名。前々から存在は知っていただけに念願の対面!!すでにスケートボードも乗りこなせる彼に人一倍注目している私でございます。。。

リキくんとバイバイをしてさらに波チェックを進めた結果、吹き荒れる風を考慮してno surfで会場のpatagonia サーフ千葉ストアへと向かうことを決断した。

サーフ千葉ストアの広い店内にはウェアはもちろん、サーフボードやウェット、ボディーサーフィンに使うハンドプレーンなどが陳列されている。店舗の屋根の太陽光発電で得た電力を使用するなど商品以外にもpatagoniaらしさが存分に感じられる素晴らしい店舗だ。

上映会の時間が近づくと会場には約70名の方が集まっており、予定した予約数を上回る来場者数となった。立ち見の方もいるなか、監督のTACOS FILM、作品中で素晴らしいチャージを見せている寺井裕人プロの挨拶の後上映が始まった。

迫力のある波の映像を大きなスクリーンで見るというありそうで無い体験は、来場者をまるで海の中にいるかの様な感覚に包み込んでいた。

見応えのある映像を迫力のスクリーンに投影する上映会を全国各地でもやりたいとのことだったので、興味のある方はTACOS FILMまで問い合わせてみてはいかがだろうか。

上映会の為に用意された“黒船”海外サーファーの未収録ライディング映像も披露され、大盛況のうちに上映会は幕を閉じた。

 

翌日はまだ嵐の余韻が残るなか、まずは休日にもかかわらず誰もいないマルキポイントでのサーフを決行。

yuto terai

Dan Kakai

しかし中々コンディションが上向かず、安定した波を求めて2日目の上映会会場でもあるnonkey surfにお邪魔することに。すると鴨川ローカルであり、低い重心からパワー溢れるライディングを身上とする渡邉優太郎に遭遇!さっそくセッションを開始した〜

yutarou watanabe

yusuke makino

きあぬ

dan

yuto

やがて日も暮れ、海の真正前にあるnonkey cafeでの上映会がメローにスタートした。

こちらの上映会にも多くの方が会場に足を運んでおり、先の大会で好成績を残した渡辺将人プロの姿もあった。

今年もこのような伝説的な波が立つことと、そこで抱井暖・寺井裕人がさらなる活躍を見せることに期待したい。

 

>>>TACOS FILM

>>>DEUCE WET SUITS

>>>マニューバーライン

>>>patagoniaサーフ千葉ストア

>>>NONKEY SURF&SPORTS

>>>surf shop The Roots

>>>Rikky’s

 

ricky

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ