Photos by Kaku Sawai, Lisa Halim, Shoichi Iida. Text by Kaku Sawai.
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伊豆出身で日本を代表するクリエイティブなプロサーファーのひとり、
澤井革氏が中心となり、日本屈指のハイサーフエリアとして知られる伊豆エリアの
熱いセッションの模様をお届けする【From IZU】の第2弾では、
先日お届けした記事の舞台となった玉石ポイントの
ミディアムサイズでのアクションセッションをお届け!!
今回もこのエリア全域をホームとする大野Mar修聖が登場!!
澤井革プロによるテキストに加え、
澤井革プロ、シンガーソングライターでcuteなサーファーガールLisa Halim、
そして、ローカルサーファーの飯田昌一氏による写心たちと共に
お伝えしていきたいと思います。
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前回の【From IZU】では、
通称”玉石ポイント”でのチューブセッションの模様をお届けした。
が、このポイントはひとたびミディアムサイズになるとチューブはもちろん、
思いっきりアクションの出来るロッキーポイントのような波に変貌を遂げる。
ただし水深は膝程度。
さらにはパワーは見た目以上なのでエキスパートオンリーとなる。
そんなここのポイントが大好きだと言うMarこと大野修聖。
サイズは無くともパワーのある波にマーのパワーサーフィンがマッチする。
この日は”エアーボーン練習してきます!”と冗談を言ってパドルアウト。
おそらく1年で最も多くこのポイントでサーフする澤井革。
夏だが日が陰るとフルスーツが必要な日も多かった。
澤井革の元で山崎祐二と共にここで監視、ライフガードを務める佐々木宏プロ。
見た目は完全にギャングだがホントは優しいかも。
全盛期はその人並みはずれた脚力から生み出される
ドライブの効いたパワフルなサーフィンを武器に活躍したが、
現在はコンペシーンから退き、
ロング、ファン、ショートと様々なボードを操り楽しんでいる。
プロサーファー、元プロサーファーで守られるこのビーチは
何と30年以上死者を出していない。
かつて世界戦代表に選ばれ、
全日本でも活躍したここのヘビーロコの平山考継氏と渡邉節夫氏。
ここの重鎮である2人も年齢を感じさせないリッピングをいまだに見せてくれる。
Above : Takatsugu Hirayama. Below : Setuo Watanabe.
伊豆が大好きでローカルとも親交の深い
シンガーソングライターのLisa Halimもここのセッションに参加。
小さくとも慎重に波を選び、パワーのあるここの波を楽しんだ。
そんな歌と海とサーフィンを愛する彼女のブログはこちらからチェック!
>>Lisa Halimオフィシャルブログ「そんなにいそいでどこいくの?」
ここ、通称”玉石ポイント”では、
波のサイズが小さくなっても、もちろんチューブセクションは存在する。
胸のノージップの場所にGo Proを刺して捉えられた美しいグリーンルーム。
陸からのランドショットとライダー目線の水中インナーバレルショットが
見事にシンクロする瞬間。
Traveling in DA Greenroom by Kaku Sawai.
このセッションにおけるシークエンス・オブ・ザ・デイを獲得したのは
通称”板折り名人”大野Mar修聖による
ホローセクション(掘れたパワフルなセクション)でのロールイン。
小さくてもパワフルで掘れ上がるここの波。
しかも水深は膝。
誰もがプルアウトするような危険なセクションでも
躊躇なく攻めるのはMarならではのアプローチと言って過言ではない。
見事なまでに板を真っ二つに。
それでも笑顔で、
「また攻めに来ます!」
と言う彼の人間性も魅力のひとつだ。
次回の【From IZU】の記事では、
ここ、通称”玉石ポイント”のMAXサイズに恵まれた
THE DAYセッションをpart3でお届け予定!!!
乞うご期待ください!!!