Photos & Text by colorsmagyoge.

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9/8(月)に発生した台風14号からのうねりを受け、

不発だった朝イチから迎えた正午前後から午後4時くらいまでの数時間に渡り、

ポイントによっては頭前後の波に恵まれた湘南エリア。

良い波を求め、西へ東へ車を走らせた結果、

普段は地形が深くてあまり割れないが、

頭前後サイズのうねりと干潮が重なれば、

水量多めの素晴らしいブレイクを魅せてくれる湘南某ブレイクにて、

松岡慧斗、大橋海人、湯川正人といった若手に加え、

colorsmagの襲撃にあい、鎌倉から拉致されることとなった

HYDRO shapes & Designsシェイパーの安藤清高といったメンバーによって

このグッドタイミングを逃さぬよう、早速セッションを開始!!!

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Kaito Ohashi.

 

 

茨城で開催されたJPSAでは見事セミファイナル進出を果たし、

3位という素晴らしい結果を残してくれた松岡慧斗。

東よりのうねりによってグーフィー多めのこの日のセッションにおいては、

数少ないレギュラーのチューブになる波を狙いまくり、

最終的にはこのセッションにおける

シークエンス・オブ・ザ・デイをさらっていった。

>>フロントサイド・ドギー・ドア by 松岡慧斗

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Keito”K80″Matsuoka.

 

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Masato Yukawa.

 

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Kiyotaka Ando.

 

 

波が上がった情報を聞きつけ、

急遽六本木から車を走らせてやってきたが、

タッチの差でグッドコンディションにはありつけなかったJET中浦章。

ときに波を外してしまうのもサーフィンの楽しみのひとつ。

思い立ったときにすぐに行動できるその行動力こそが、

サーファーにとって何よりも大切な要素だ。

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Akira”JET”Nakaura.

 

 

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Above : Kaito Ohashi. Below : Masato Yukawa.

 

 

そしてセッションの後半には

大橋海人と湯川正人の幼馴染みであるロコボーイ熊沢康太が登場。

ニューヨーク留学を数日後に控え、

初めて地元を離れる計り知れない寂しさに、

時の流れの無情さと、常に過ぎ行く一瞬一瞬の重みを学び、

大きく成長してまた戻ってきてくれることだろう。

Go!! Kota!!!

I know you can make it!!!

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Kota Kumazawa.

 

 

このセッションが終えて数時間たったところで

儚くも風が東へと回ってしまい、悲しいことに波は一気に終了。

非常に動きの速い台風14号だっただけに、

今回は天気の変化、波の変化、風の変化が著しかったが、

それでもやはり一瞬だけのスペシャルタイムは充分なコンディションに恵まれた。

一生滑走!!

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ