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2010年の11/2。

3回のワールドチャンプに輝いたAndy Ironsが、

プエルトリコでの試合前に体調不良を訴え、

地元のカウアイ島へと帰る途中のテキサスのホテルにて、

デング熱のため32歳という若さでこの世を去った。

その死因については、その当時諸説いろいろとささやかれたが、

ホテルの部屋からは脳の興奮を抑える安定剤として使われるアルプラゾラムと

睡眠薬のゾルピデムが発見されており、

ゾルビデムのなかには痛みを和らげるモルヒネのような物質である

メドタンが含まれていたことから、

メドタンの過剰摂取が原因だったとのちに発表された。

ただ、これは属に言うドラッグ中毒者がドラッグをやり過ぎて死んでしまう

悪い意味での”オーバードーズ”ということではなく、

あくまでもデング熱による激しい痛みを和らげるためのものであったと考えられている。

いずれにしてもその死因は未だ謎に包まれたままとなっており、

想像の領域を超えることはなく、その真実を知る由はない。

ただひとつはっきりと言えるのは、

Andy Ironsという永遠のヒーローは未だに我々の心の中に生き続け、

現代のサーフシーンにおいても大きな影響を与え続けているということだ。

その死から4年目にあたる11/2(日)本日。

colorsmagとしてもそんなAndy Ironsを偲び、

下にいくつかの動画を掲載させて頂きました。

R.I.P Andy Irons

 


WCTが行なわれた千葉県勝浦の波でのAndy Ironsの貴重な映像


Andy Irons Ripping Moments

Andy Irons Tribute from Brian Bielmann from Scott Mortensen on Vimeo.

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ