Movie by tracksmag. Photos by ASP. Text by colorsmagyoge.

スクリーンショット 2014-12-21 0.08.20

 

 

世界的に恐れられる

ハワイアンのローカルサーファーたちによって結成されるDa Huiが、

今回のWCT最終戦”BILLABONG PIPE MASTERS”を終えて、

ASPを正式に訴えたことが明らかになった。

その理由は、

1. ASPのハワイアンに対するローカル出場枠が16名から2名に削られたこと

2. ハワイでサーフィン・コンテストを行なう場合、ヒートに最低4名の選手が参加しなくてはならないというハワイの州の法律を守らなかったこと

といった2点が原因となっており、

これを受けたASP側は、

パイプマスターズのファイナルは2008年からマン・オン・マン(2人ヒート)が

続いているうえ、今大会においてもファイナル以外は2人ヒートを

2ヒート同時に行なうことで海の中には常に4名の選手がいたことから

法には触れていないと主張。

しかし、数ヶ月前にDa HuiのDA BOSSであるEddie Rothmanが

VIMEOにアップした動画で訴えた通り、

Eddie Rothman Da Hui leader from I Want My North Shore 2 on Vimeo.

 

 

ハワイアン・ローカルの出場枠が16名から2名に激減したことに対しては、

Eddieを含め多くのローカルたちも良く思っていないようで、

ことにBruce Ironsに関しては、

自分の実の兄の名前が使われているコンテストに

自分が出場できないことに対する憤りを自身のインスタグラムに綴り、

イベントの主催側のリスペクトのなさに多くの人たちが共感を受け、

話題を呼んでいるようだ。

いずれにしてもその結果がどうなるのかは

時間が解決するのを待つしかなさそうだが、

このままではいままで通りASPがハワイでコンテストを行なうことは

難しくなる可能性が高いと言えるだろう。

果たして、この難題はどういった形で解決するのか!?

その動向に注目して行きたい。

更なる詳細は下記リンクをご参照ください。

 

http://www.theinertia.com/surf/its-on-da-hui-is-suing-the-asp/

http://www.surfermag.com/features/da-hui-sues-asp-pipe-masters/

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ