Photos & Text by colorsmagyoge.

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11/11〜12/11の一ヶ月間に渡り滞在していたハワイ取材。

そのなかでも特に印象に残っているのが、

着いた翌日に撮った、上に掲載させて頂いた佐藤魁のパイプラインでの一本。

なんとこの波、佐藤魁の前に乗っているレギュラーフッターのサーファーが、

パイプラインを庭とするスーパーローカルサーファーで

世界中に多くのファンを持つあのJamie O’Brienなのであります。

これがどんな意味を持つのか!?

この数年間、パイプラインで撮影をしていて気がついたことは、

これだというスペシャルな良い波を掴むのは、

だいたい決まってJamieやJohn John Florenceといったロコサーファーをはじめ、

世界的に有名なWCTサーファーやパイプライナーばかりで、

日本人のサーファーがそのスペシャルな波を掴む隙はかなり少ないということ(ワキタピークを持つ脇田貴之プロや大野Mar修聖は別格ですが、そんな彼らですら前乗りされることもあるほど波取りは熾烈)。

しかし、この佐藤魁が掴んだ波は、

Jamie O’Brienが前乗りして奪い取るほどスペシャルな波であったことを意味し、

佐藤魁はわかっていてその波を狙い、待ち続けて掴んだということがわかります。

結果前乗りはされましたが、

ある意味パイプラインでJamie様より奥からテイクオフするというその度胸と、

さらにはこの写真に”Got big hit white water”のコメントを入れて

インスタグラムにまでアップし、見事のその投稿にJamie本人から

“Haha sorry grom”のコメントまで頂いてしまうその図太さに

佐藤魁という男の秘めたるポテンシャルの高さを

感じずにはいられないのでありました。

スクリーンショット 2015-01-06 10.16.50

 

同じVOLCOMチームの村上舜同様、

VOLCOM HOUSEで毎年修行を積み、少しずつパイプでもその存在感を露としている

佐藤魁の成長を感じずにはいられなかったと共に、

数年後にはどんなパイプライナーとして成長してくれるのかが

非常に楽しみであります。

そんな佐藤魁は1/2(金)よりハワイ入りを果たしており、

現在はパイプライン前のVOLCOMハウスに滞在中。

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1月後半から取材のため再びハワイ入りする予定のcolorsmagとしても

ハワイで佐藤魁をシュートすることが楽しみでならない!

そんな佐藤魁の動きは、下記インスタグラムよりチェック可能。

噂によればカリフォルニアへ拠点を移すという話しもあり

今後さらなる成長が期待される!!!

とにもかくにもVOLCOMライダー佐藤魁、要チェックであります!!

 

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yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ