Photos & Text by colorsmagyoge.
翌朝、波チェックをしに行くも
前日にどチューブだったポイントは
あとワンサイズ欲しかったという非常に惜しい状況。
ここでcolorsmag関西支部のマニア越智こと越智孝之氏と落ち合い、
その他にも気になるポイントがいくつかあったので
さらなる波を求めて少し車を走らせること1時間。
その間、見知らぬ町並みを眺めながら、
いくつかのポイントをチェックした結果、
とある海岸にたどり着いた。
そこはまるで神の手が加わったかのように、
すべてが集約されたその狭い中に
無限の宇宙を感じるような
言葉にしがたい神々しい雰囲気に包まれた場所だった。
しかも不思議なことに、
左側に飛び出ている小さな岬の横でブレイクするレフトでは
誰ひとりサーフィンしておらず、
さらに右側の手前に見えるレギュラーの掘れたピークにおいても
無人のコンパクト・パーフェクションが広がっていたのであった。
一行は早速着替え、
このポイントでサーフセッションをスタート!
このコンディションにおいては
LSDのツインフィンをチョイスした越後将平プロ。
前日のぐりぐりチューブ波ではEric Arakawaを使用したりと、
どんなボードでもその乗り味を見極めて
そのときの波にあったボードを選ぶディープなスタイルで
この無人ブレイクをひとり堪能した。
マニア越智と共に合流を果たしたのは
大阪を拠点に波を求めて全国を駆け回る
謎のソウルサーファー、課長こと伊澤傑氏。
Facebookでは友達で顔はたくさん見たことあるのに
ちゃんとコネクトしたのは今回の旅がおそらく初めてのこと。
このセッションにおいては、見事なチューブをメイクして
そのソウルフルなスタイルを披露してくれた!!
セッション中盤にはこのエリアを代表するプロであり、
数少ないcolorsmag的フォトジェニック・サーファーのひとり、
間屋口峻英プロがショーアップ。
みるみるうちにコンディションが悪化していくなか、
最初の1本目の波でこのベストショットを決めてくれた!
さすがのひとことに尽きます。
さらに偶然か必然か。
大阪出身の若手プロサーファーの河谷佐助も
藤本軌道の小池さんと一緒に時間差で登場。
若さ溢れるアグレッシブかつ攻撃的なサーフィンを連発した。
Keito Matsuoka & Takahide Mayaguchi.
これにて午前中のセッションは終了し、
午後は撮影するほどの波でもなかったので
colorsmag自身まったりとサーフィンを楽しみ、
今回の素晴らしい旅もいよいよクライマックスに。
今回、暖かく迎えてくださった守源旅館の守山倫明さん、
Factory6のロクさんこと今井克義さん、
そしてローカルのみなさま、ありがとうございました。
「もっと波が良いときにおいで」
その言葉が何より心に響き、
また必ずここに戻ってきたいと、
改めて思える2015年初の最高のトリップとなりました。
そんな旅の余韻に浸りつつ、今日も明日も明後日も、
一生滑走!!!
ありがとうございました。