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世界最先端の技術を活かしたサーフボードを世に送り続ける
FIREWIRE surfboardsからリリースされた
2015年注目の最新モデルのなかから、
FIREWIRE japanの進藤晃プロとcolorsmagによる
イチ押しモデルを3型ピックアップ!!
其の二となる今回は、流体力学を取り込んでサーフボードを進化させた
Daniel”Tomo”Thomsonによる最新デザイン”EVO”に迫る!
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“EVO”-エヴォリューション-は
流体力学をサーフボードデザインに取り込んだDaniel”TOMO”Thomsonによる
人気のデザイン、MPHデザインの柔らかな特徴を際立たせた
新たなデザインであり、よりスムースにレールの切り替えしをしやすく、
アタック時のラインもより「ポケットの中」で行なえるように
配慮されていることから、全体的に少しふっくらした印象を受ける
アウトラインに仕上がったモデル。
ボード中央の幅がVaderよりも広く、
比較的スモールコンディション向けと言えるが、
TomoによるMPHデザインの他のモデルと同様に、
オーバーヘッドのコンディションでも全く問題なく乗れてしまうという
長所はこのEVOモデルにもしっかりと継承されている。
ボトムデザインには流体力学を取り入れるTOMOならではの超革新的な
「シングルコンケーブの中のダブルコンケーブがクワッドに分かれる」
コンケーブ形状”Planing Hull(滑水する船体)”を備え持つうえ、
アウトラインは前作のひとつであるVANGUARDをもとに生み出された
TOMO独自のほぼ前後が対称で並行的なデザインとなっており、
この2つの大きな革命的な要素が、
今まで以上に余計な部分を削ぎ落とすことを可能とし、
安定感や加速性、コントロール性、ドライブ性を失わずに、
より短くシャープなボードデザインを現実のものとした。
そのことから、基本的に”EVO”モデルは
なるべく短めのボードを選ぶことがポイントとのこと。
これはユーザーそれぞれに合った
適正なボードボリュームとフォームの分配率を踏まえたうえで
必要な機能性を一番短いMPHデザインに詰め込んだTomoからの提案となっている。
理論的に並行なアウトラインは水の抵抗を減らし、
そのことによってよりスピード性が引き出されるので、
滑水によるリフト性を向上させることに成功した
2015年注目のモデルとなっている。