Rider / Dai Wako. Photos by colorsmagyoge.

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強靭な足腰を活かした低い体勢からインパクトのあるアクションを繰り出す

湘南鵠沼出身のプロサーファー和光大。

今回のシークエンスコーナーでは、そんな彼ならではの低い体勢を保つ

深いボトムターンと、そこで得た”ため”を一気にリップで爆発させた

フロントサイドの深いボトムターンからのオフ・ザ・リップをお届け!!

オフ・ザ・リップはサーフィンの基本的なテクニックのひとつであるが

ひとつアプローチを間違えるとチェックターン(俗に言うちょこちょこターン)に

なってしまいがちな非常に難しいテクニック。

ここで注目したいのは、やはりその深いボトムターン。

このボトムターンから一気に縦に崩れ落ちて来るリップセクション目掛けて

当て込みに行くそのプロセスこそが、

オフ・ザ・リップ自体の質を高めるポイントとなると言って過言ではないだろう。

また、目線と上半身のリードも重要なキーを握っていることは言うまでもない。

リップセクションでボードを返す際は、ボードを蹴り込んで返すというよりも

ボードを身体の真下にホールドしたイメージの低い体勢のまま

再びボトム目掛けてボードを返してみると綺麗にメイクできる確率が上がるはず。

今回の和光大による、まさにフロントサイド・オフ・ザ・リップのお手本

とも言うべきシークエンスをじっくりと見て

イメージを膨らませて頂けたらと思います。

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f/s Deep Bottom Turn to Off The Rip by Dai Wako.

 

dove

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ