Photos & English Text by Dave Yamaya. Japanese Text by colorsmagyoge.
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日本海側に雪をもたらした寒気を伴う低気圧からのバックスウェルにより、
エピックなコンディションに恵まれた2/6(金)の鴨川エリア。
今回の【Dave Yamayaの】では、そんな素晴らしい波を逃さなかった
鴨川サーファーたちが繰り広げた熱いセッションの模様をお届け!!!
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Flamingo Session
Epic conditions together with some of Kamogawa’s best surfers dominated Seaside point with a solid back swell from the latest cold front that passed through. One thing that I’ve learned about beach break is that you have to be patient if you want to score. Today’s surfers each had their own timing as the tide shifted the right-handers to the lefts, then back again. Local longboarders, Mitsuo “Mitan” Hayashi, Yoshinori “Yocci” Matsuyama pro, Yutaka “Shiny” Takahashi, Takashi “Kuma” Sakuma pro, and 70 years young legend surfer, Hide “Flamingo” San all showed their stylings in the overhead surf.
非常に強い寒気を伴った低気圧からのソリッドなバックスウェルを受け
鴨川のベストサーファーたちと共に迎えた
シーサイドポイントのエピック・コンディション。
今回改めて学んだことは、
ビーチブレイクで良い波を当てるには常にそれを狙って待つ
忍耐が何よりも大切だということ。
この日集結したサーファーたちは、
潮の動きでレギュラー、グーフィーと刻々と変化するコンディションを見極め
それぞれのタイミングで海に入っては上がり、また沖に出てを繰り返した。
ローカル・ロングボーダーの林”Mitan”みつお氏、
グランドチャンプの肩書きを持つトッププロロングボーダー松山”Yocci”欣則、
高橋”Shiny”ユタカ氏、佐久間”Kuma”貴志プロ、
Above : Yutaka”Shiny”Takahashi. Below : Takashi Sakuma.
そして70歳になるレジェンドサーファー、フラミンゴ”Hide”さん
といったメンバーたちが、オーバーヘッドの波を舞台に
それぞれのスタイルをみせてくれた。
Returning to the bodyboard scene, Toru Yamada showed that he hasn’t lost his touch. By the way, this guy rips on a short board too.
ボディーボード・シーンに戻ってきた山田亨プロは
そのブランクを感じさせない動きを見せる。
ちなみにそんな彼は、ショートボードでも
素晴らしいリップをみせるスキルを持つサーファーでもある。
Much love to Michiyo Watanabe for the chocolate covered coffee beans to give me an energy boost.
コーヒー豆にチョコレートがコーティングされたお菓子を
差し入れしてくれた渡辺ミチヨさん。
パワーがみなぎりました!
ありがとうございました!!
The short boarders of Kamogawa always impress, and today was no different. Yusuke Makino has one of the sickest styles around and was skating around the rights like a kid in a skate park.
鴨川のショートボーダーは常に印象に残るスタイルを持つサーファーが多い。
この日もそれは例外ではなかった。
全日本サーフィン選手権大会では幾度となく全日本チャンプに輝いた
経歴を持つ牧野優介プロは、まるでキッズスケーターが
スケートパークを自由に滑走するかのごとく、
レギュラーの波を掴んではエキサイティングなライディングを連発していた。
Kamogawa underground surfer, Norio Aikawa comes deep off the bottom.
鴨川のアンダーグランド・サーファー、
相川ノリオ氏による深いボトムターン。
Marathon surfer Hiroki Hayakawa, pulled a solid 4 and a half hour session, shredding the rights and lefts throughout the day.
マラソン好きなプロサーファー早川広起は、
この日4時間半にも渡ってレギュラー、グーフィーと
多くの波をシュレッドし、サーフィンし続けた。
Long time no see, Sei Nagai pro. This veteran womens pro surfer has top class in and out of the water.
久しぶりの再会となったながいせいプロ。
ベテラン・プロサーファーである彼女は、
海の中でも陸のうえでもトップクラスのオーラに満ちあふれている。
Once again the local knowledge of veteran surfer Kazuki Kitaura was hard to beat. >From finding a rare barrel on a set wave to a clean execution of his signature air, Kazuki was in top form. Much love and respect to Kamogawa Wave City!
ローカルナレッジという観点から言えば
すでに鴨川のベテランサーファーの領域に達すると言って過言ではない
北浦一樹は、一瞬の波の変化を読み取って見事なチューブをメイクし、
そのまま北浦家シグネイチャーとも言えるエアを披露!
この日のセッションにおけるベスト・パフォーマーの座を
奪ったことは言うまでもない。
Much love and respect to Kamogawa Wave City!