Photos & Text by Kuniyuki”Kuni”Takanami.
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日本からオーストラリアへ拠点を移し、
ワールドワイドな活躍を見せる日本が誇る写心家、
高波92邦行( www.kunitakanami.com)による
colorsmagならではのスペシャル・アーティクル第2弾では
辻裕次郎、加藤嵐に加え、川畑友吾、山中海輝に加え
世界に挑戦する若手日本人サーファー代表のひとり新井洋人と
柄沢明美プロの息子であるConnor O’learyたちと合流。
レイデイとなっていたWCT開幕戦の会場から離れ、
比較的コンディションの良かった某ブレイクでの
激レアなセッションをお届け!!
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コンテストもレイデイが続くほどの波不足?
オーストラリア東海岸では1-2ftほどの波なら十分に遊べるが、
コンテストやシュートには少し物足りないコンディションが続き、
数日の間我慢の時となった。
それぞれ思い思いの形で休息を取り、
トレーニングを行いながらの調整をして過ごすなか、
一瞬南のスウェルがポップアップするとの情報を受けた。
今回期間的に入る南スウェルを余すところなく拾える場所を
ゴールドコーストから車で移動可能な距離で検討した。
場所が決まるとすかさずBewetチームに連絡を入れ、
辻裕次郎、加藤嵐、川端友吾
そして同じくAus滞在中の新井洋人、山中 海輝が駆けつけてくれた。
予想通り波は上々だった。
場所はあえて書かないが、
地形と方角を知るサーファーならすぐに想像が出来るだろう、あそこだ。
一番撮りたかった構図、願っていた場所でのエアー。辻裕次郎。
Adam Melling、そしてローカルサーファーのトップコンペティターたちが
集まりだしてのセッションになった。
昨年見た時とは全くの別人のようだった新井洋人。
大きくスピード、パワーを増して帰ってきた彼のスタイルは惚れ惚れするほどだ。
川畑家の次男坊、友吾もまた
ゴールドコーストにステイする期待の日本サーファーの一人。
明るくてメローな人柄だが、サーフィンにはパンチがある。
同じくゴールドコースト滞在中の山中 海輝もこのセッションに参加してくれた。
そこから上がるの?
エキスパートオンリーの出口は彼らでも滑るほど、足を切らないように慎重に。。
セッション後のキャッチアップ、波の話、板の話など
それぞれがライバルでもあり友人同士でもある。
サーファーの絆がここにも見ることができた。