Photos & Text by Takayuki”ManiaOchi”Ochi.

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colorsmag関西支部Mania越智こと越智孝之氏による

日本海マニアセッションVol.2では

仲村拓久未、間屋口峻英を中心とする

日本屈指のチューブ波になるリーフブレイクと言って過言ではない

日本海の例の某ブレイクでのエキサイティングなセッションをお届け!!

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前回お伝えした

>>【Mania越智】日本海トリップ・マニア vol.1 | 遺跡セッション

ではクリーンな貸し切りのビーチで

十分に日本海でのフリーサーフィンを満喫した仲村拓久末プロと間屋口峻英プロ。

今回、海外遠征から帰国した仲村拓久末プロにとって

もうひとつ以前から狙いを定め気になっていた

日本屈指のスペシャルなポイントがあった。

強い冬型の寒気の影響で遺跡セッション後は

大荒れの天候が続いた日本海だが

予報をチェックするとどうやら2~3日後には

天候も落ち着きコンディションが上向き傾向!

今回が初トライとなる仲村にとってはこれを逃す訳にはいかないと

何度もそこの波にチャージし、そこでのMAXサイズともいえる

スペシャルな1本を残している間屋口プロと

今回はコンディションが整うまで

そこのポイントをずっと見守るローカルの今井さんと情報を取りながら

ウェイティングを決行することになった。

そして待ちに待ったその日がやってきた。

朝から波チェックへ向かうとMAXサイズとはいえないが

掘れ上がった見事なブレイクが出現した。

ここの波を狙っていた仲村プロはテンションアップ!

いよいよ念願の日が訪れた。

真っ先にパドルアウトする仲村プロ。

様々なブレイクを見てきた仲村PROだが、

パドルアウトしながらその間近に見るガッツリ掘れ上がる

ハードコアなブレイクに驚いたという。

ここの波がどれだけエキスパートなブレイクなのかという証ともいるだろう。

長年ここの波を見ているが

いつ見てもこのスペシャルなブレイクが現れるとウォ~と声が出てしまう!

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Takumi Nakamura.

 

今回の前半戦ではミニシモンズのツインフィンをセレクトした間屋口プロ。

この波だからこれという枠にはまらないこのスタイルがまた最高だ!

彼いわく、

「この波なんでどうなるかわかりませんがやってみないとわかりません!」

というチャレンジ精神とここの波だからこそ

あえてこの板でどうスタイルを出せるかという今回はこだわりを感じた。

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Takahide Mayaguchi.

 

波の匂いを嗅ぎつけやってきたサーフジャンキー課長。

さすがの一言!

サイズのあるココイチのセットつかんで大きなラインを描いていた。

大人のスタイル感!

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Suguru Izawa.

 

ここは日本!??と思わせるようなロケーション。

まるでアウターリーフや海外のブレイクを想像させる。

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Takahide Mayaguchi.

 

ハンパない掘れっぷりはここの波の特徴でもある。

タイミングと迷いが生じるとこのリップとともに

振り落とされボトムに引きずり込まれる。

浅いので下手すると岩盤の棚にヒットし危ない状況も。

かなりのテクニックも必要とされるこのポジションでの

バーティカルなブロウテール。

初トライだった仲村プロだが見事にメイクしていった。

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Takumi Nakamura. 

 

ビハインド気味にテイクオフ!

そしてその瞬間、

これを見守っていたローカルの今井さん、

間屋口PROからもストークな歓声が!

レギュラー側に大きく口を開いたその波は

すっぽりと仲村プロを包み込んでいた。

この臨場感を生でお伝えしたいくらいの見事なバレルをメイクした。

最後の最後にこのバレルはまさに仲村プロにとっては

最高のプレゼントになったに違いない。

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そして沖を眺めると日も暮れ、

素晴らしい岬の稜線が冬の夕焼けに染まっていた。

今回、波にも恵まれ無事にセッションを終える事ができたのも

ここを見守るローカルサーファーの皆さん、そして今井さんのご協力、

そしてこの美しいロケーション、全てに感謝し、

リスペクトの気持ちを忘れずにいたい。

次はどんな波が出現するのか!?

次なる西高東低愛好会を乞うご期待!!

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ