Photos by Kuniyuki”Kuni”Takanami. Text by Minato Takahashi.
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「自分1人では乗り越えられないとき、
応援してくれる方々の顔を思い出せば、きっと頑張れる」
上記させて頂いた言葉は、
“虎穴に入らずんば虎子を得ず”
日本のサーフィンを世界レベルに引き上げるべく、
これまで多くのWCTサーファーを育て上げてきた実績を持つ
オーストラリアの一流コーチに直接指導を受け、
各選手のスキルアップにつなげていきたいという思いのもと
新たに発足したJAWS(Japan Associate with World Standard)
プロジェクトに参加してDAY4を迎えた
高橋みなとプロから滲み出たもの。
果たして、DAY4は元CTサーファーで
現在は世界一流コーチのDan Rossによって
どのようなコーチングが行われたのか!?
5日間に渡るヤンバトリップへ向かったDAY4の様子を
実際にこのトリップに参加した高橋みなとプロの
テキストでお伝えしていきたいと思う。
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この日はPipi Beachというポイントでサーフィン。
海に入る前には、ダンが一緒にウォーミングアップをしてくれます。
テニスボールやサッカーボールを使ってのアップは結構楽しかったです♪
Takeru Koshiji. / producer of JAWS.
サーフィンでは、昨日のアナライズで言われたことを意識して
自分なりに一生懸命やりました。
すごく集中してできたし、良い波にもポンポン乗れて、
陸から見ていたダンにアドバイスを貰いに一旦海から上がると、
ダンは何も言わず笑顔でハグしてくれました!
そして、
「Well done Minato!! So proud of you!!」
と、最高の褒め言葉を頂きました。
自分のことのように喜んでくれて、嬉しくて泣きそうでした。笑
初めて自分のためじゃなく、人に喜んで貰える、
人のためにサーフィンしたんだなと、感じました。
「自分1人では乗り越えられないとき、
応援してくれる方々の顔を思い出せば、きっと頑張れる」
そういうことも学びました。
この場を借りて、いつも応援して下さっている皆様、
ありがとうございます!
このあとも一つ課題をクリアすればまた違う課題がでてきて、
ランチを食べてる時に、頑張って英語で質問したりと、
日々成長できているのを実感しました!!
夜は、ダン・ロスの家の隣に住んでいる
ビッグウェイバーのローリー・ターナーさんを呼んで、
私たちの色んな質問に答えてくれました。
ローリーさんは普段すごくクールな人なので、
自分の経験を話してくれるなんて物凄く貴重な時間でした。
2年前のタヒチでの映像を見ながら、
「怖くなかったの?」
とか、
「このとき何を考えてたの?」
とか、たくさんの質問をしました。
ローリーさんの言うこと一つひとつがカッコ良くて、
この日お会いしただけでファンになったのは間違いありません。笑