Photos & Text by colorsmagyoge.
台風9号、11号のうねりを受け、
前日よりもサイズアップを果たして迎えた7/10(金)は
朝から快晴に恵まれた。
しかしながら、オンショアが早めに吹く予報となっていたため、
湘南の某ビーチブレイクにてカノア五十嵐、大橋海人、
仲村拓久未、松下諒大といったメンバーでセッションを開始!!
そんななか、リビングレジェンド添田博道氏の実の息子であり、
元SSJ代表を務める添田知博は、
シングルフィンのボードでアウトからセットを掴み、
余計な動きなど全くないクラシカルなスタイルで
インサイドではチューブもメイクしてみせた。
パイプラインの波に見せられて
毎年ハワイへ通う河村海沙もこのセッションにショーアップ。
このサイズであっても安心感に満ちたテクニックの数々を披露してくれた。
体力が有り余っているのか、
連日早朝から海に入っては上がってを繰り返す
プロボディーボーダーの近藤義忠。
チューブを追い求めるその姿勢は半端ではない。
やはり一流は人間性においても一流なのか。
まだ17歳であるにも関わらず、
サーフィンがうまい、有名だからと言って決して威張ることなく、
とても礼儀正しくて周りのバイブスもしっかりと読めるカノア五十嵐。
お昼前になるとオンショアが強くなり、
コンディションが落ちてきたので一度休憩を取り、再びビーチへ。
ここでは大橋海人、浜瀬海に加え、近藤義忠といった豪華メンバーによる
エキサイティングなサンセットセッションがスタート!!
Yoshitada Kondo & Kaito Ohashi.
いつでもサーファーたちをうならせるチャージを見せる
プロボディーボーダー近藤義忠。
インサイドでは強烈なバックウォッシュにフリーフォール。
セットを掴んだ大橋海人が
セッションの後半戦に見せたフルスピード・カーヴィング。
大きなスプレーをあげながら美しい弧を描くトラックを刻み込む。
日暮れ寸前に非常に数少ないチューブになるセットを掴んだ
浜瀬海は見事にバレルを駆け抜けるも
最後のセクションでものすごいバックウォッシュに吹き飛ばされる。
果たして、多少サイズダウンが予想される
この翌日にはどんな波が待ち受けているのか。
連日続く台風波に期待!!