Photos & Text by colorsmagyoge.
台風15号と16号のグランドスウェルを狙って
急遽来日を果たしたビッグウェイブ・ワールドツアーのワールドチャンプ
Makua Rothmanをはじめ、世界的ビッグウェイバーのIan Walsh、
ハワイアンを代表する世界的トップサーファーEzeliel Lau、
カウアイ島出身でビッグウェイバーのDanny Fullerといった
ハワイアンチームと共に
日本の某所で8ftクラスのリーフブレイクをスコアしたあと、
翌朝にあたる8/23(日)の早朝の飛行機に乗って
さらなる目的地へと出発。
羽田空港から一路向かったその先では
予想通りの素晴らしいコンディションが待ち受けていた。
オフショア全開のダブルオーバーのグッドコンディションに
さすがのハワイアンチームのメンバーたちも
迷わずパドルアウト!!
ワールドチャンピオンを交えた超豪華メンバーによる
スペシャルなセッションがスタートとなった!
海に飛び込むや否やインサイド気味の掘れた波を掴み
チューブライディング、エア、カーヴィングといった
熱い動きを見せるのは今回のハワイアンチームでは最年少にあたる
ZekeことEzekiel Lau。
まるでTaylor Knoxを彷彿とさせる
パワフルなフルレール・カーヴィングを見せるのは
BWTワールドチャンプのMakua Rothman。
ハワイのブラックショーツDA HUIのボスであるEddie Rothmanの
実の息子でありながら、ミュージシャンとしては
ネクストJack Johnsonと騒がれる素質を兼ね備えた
ハワイが産み出した男気溢れる天才。
普段小波で見せるエア中心のそのスタイルからは想像できない
波の斜面に張り付くような素晴らしいバックサイドをみせた高橋健人。
この日のシークエンス・オブ・ザ・デイとなった
深いボトムターンからのアプローチは
後日アップ予定なので乞うご期待ください!!
今回、このセッションをバックアップしてくれた
ローカルサーファーのひとり、サーフショップ”マリブ”の高梨氏。
いろいろとありがとうございました。
じっくりと待って質の高い波を選び抜いていた
ベテランプロサーファー山田弘一。
洗礼された大きなライン取りで
このハイレベルなセッションにおいても
ひと際光る動きを披露していた。
日が傾きかけた頃、
アウトサイドでブレイクしたセットの波に
ひとりのサーファーがテイクオフ。
只者ならぬ深いボトムターンから
ドライブの効いたトップターンを決めた。
一目で誰かわかるオリジナルスタイルを持つそのサーフィンは、
まさにcolorsmag的永遠のアンチヒーロー、原田正規プロであった。
波待ちしていたサーファーたちが一気にインサイドに流されるほどの
大きなセットが数本押し寄せたあと、
真っ白になった水面のなかで一瞬整った潮の流れを見極め、
溜まってインサイドの棚にヒットしたチューブ波を掴んだのは
ワールドチャンプのMakua Rothman。
この写心の左は字のショルダーでカメラを構えているのは
このナーリー・コンディションのなかスイムアウトして水中撮影を
行っていた世界一のウォーターフォトグラファーZak Noyle。
そんなZakがこの瞬間を捉えた作品は、
Zak自身のインスタグラムより引用させて頂きます。
このほかにもZakのインスタグラムには素晴らしいショットが
たくさん発表されているので、ぜひフォローしてください!
この日のセッションにおいて、
ギャラリーたちを最も唸らせる素晴らしいサーフィンを見せたのは
マウイ出身のビッグウェイバーIan Walsh。
Red Bull TVの撮影クルーも同伴しており、
今回の旅の模様は近いうちRed Bull TVからも放送される予定!
そちらの方も楽しみにしたい!
まさに嵐のごとく怒涛の勢いで過ぎ去った幻の4日間。
ハワイアンという世界のサーフィンのルーツが詰まった聖地から
訪れた世界一流のプレイヤーたちとのトリップは
貴重な経験となったことは言うまでもない。
ハワイアンチームのほとんどは、
この後に続くビッグスウェルを求め、
ある者はハワイへ戻り、ある者はタスマニアへと向かい、
そしてある者はタヒチへと向かって空港を後にした。
Big Mahalo Team Hawaiians!!!
Ride Until Die!!
一生滑走!!!