Photos & Text by colorsmagyoge.

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Hiroto Ohara.

 

日本時間の9/11(金)、現地カリフォルニア時間の9/10(木)にロウワー・トラッセルズを会場にWCT第8戦”HURLEY PRO TRESTLES”のDAY2が開催された。

この日はワイルドカードを得て本イベントに出場の大原洋人がラウンド2のヒート2でJosh Kerrと対戦。結果はあと一歩のところで敗退となったが、世界のJosh Kerrを相手にわずか0.73ptのところまで詰め寄り、今後WCT入りを目指していく上での可能性を大いに感じることができた一戦となった。

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Hiroto Ohara.

 

スコアを見ている限りでは、技の質、ライディングという部分ではしっかりと評価されているように感じられるスコア、まさにミスひとつが勝敗を分けるWCTならではの世界最高峰レベルのシビアの戦いのなかで、ただ今回のヒートではワイプアウトだけが命取りとなったと言って過言ではないだろう。

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大原洋人が小学生の頃、オーストラリアに行った際に偶然Josh Kerrに海で遭遇し、「君、サーフィンめちゃくちゃうまいね!」と声をかけられたことがあるというエピソードを、一緒に観戦していた大原洋人の実父にあたる大原つよし氏より聞かされた時は、WCTという世界の桧舞台でいまこうしてそのJosh Kerrとマンオンマン(1対1)ヒートで戦っていることに不思議な運命の巡り合わせを感じずにはいられなかった。

WCT初出場となった今回は、ラウンド2敗退という本人としては不本意な結果に終わったが、しかしながら、世界のトップのみが出場を許されるWCTにおいて、確かな爪痕を残したと言って過言ではないだろう。

この意味ある一敗をバネに、コーチである糟谷修自プロと共に世界を目指していくなかで、今後さらなる成長を遂げ、近い将来WCT入りできる可能性を十分に感じさせてくれた今回の大原洋人とJosh Kerrとの一戦となった。

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Shuji Kasuya.

 

また、カリフォルニアでの大原洋人の人気は予想以上に高く、大原洋人のヒートが終了後には、iphoneで一緒に写真を撮る人たちも見られ、また、大原洋人のヒートが終了した後に会場を後にしたギャラリーも多く、その注目度の高さを感じずにはいられなかった。

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US OPEN優勝を果たして一躍有名となり、ここトラッセルズでのWCT第8戦”HURLEY PRO TRESTLES”を舞台にWCT入りという本当の目的に向かって新たな一歩を踏みしめた大原洋人。

WCT入りを果たし、ワールドチャンプを目指す大原洋人の世界への挑戦はまだ始まったばかりだ。

Go Hiroto!!!

Go Japan!!!!!

ヒートのLIVEを見逃したという方は、HURLEY PRO TRESTLESオフィシャルサイトよりコンテストの模様を一部始終再観戦することができるHeat  Analyzerをチェックしてみてください。

 

>>HURLEY PRO TRESTLES

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ