Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

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HURLEY PRO TRESTLES winner, Mick Fanning.

 

波のコンディションが不十分であったことから

レイデイが続いていたWCT第8戦”HURLEY PRO TRESTLES”の

コンテスト最終日が日本時間の9/19(土)の深夜より

いよいよスタートとなった!

クオーターファイナルからスタートとなったこの日、

運命のいたずらか、ファイナルヒートは

現在WCTランキングトップのAdriano de Souza(BRA)と

WCTランキング2位のMick Fanningによる注目の一戦。

このヒートを制したものがWCTランキングトップに立つこととなる。

Mick Fanningが残り20分をきったところで乗った3本目の波で9.77ptをマーク!

トータルスコア14.77ptとAdrianoを17.45ptのコンボへ追い込む。


Mick Fanning’s 9.77pt in Final.

 

 

逆転を狙うSdrianoも3本目でエアを交えて7.37ptをマーク、

さらに5本目には9.07ptを叩き出すが

トータルスコア16.44ptと僅かに届かず、ヒートはそのまま終了。

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見事Mick Fanningがこのビッグイベントを制し、

WCTランキングトップの座へジャンプアップを果たした!

ワールドチャンプに王手をかけている選手のみが袖を通すことができる

イエロージャーシーをAdriano de Souzaから奪い取る形となった。

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Mick Fanningは、Adrian Buchan(AUS)と対戦となった

クオーターファイナルのヒート3では9.13ptを、

Gabriel Medina(BRA)と一騎打ちとなった

セミファイナルのヒート2では9.07ptと9.10ptと、

ファイナルデイのどのヒートにおいても9ptライドを連発しており、

そのサーフィン自体の質の高さを思う存分に発揮した形となった。

そう考えると、

ワイルドカードを得て今大会に出場した大原洋人にとって、

今大会で優勝を果たしたMick Fanningとラウンド1で対戦できたことは

貴重な経験となったに違いない。

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Hiroto Ohhara.

 

同会場にて同時開催されていたSwatch Women’s Proは、

Bianca Buitendag(ZAF)とのファイナルヒートで

8pt、8.37ptといったハイスコアを連発したCarissa Moore(HAW)が見事優勝!!

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Swatch Women’s Pro winner, Carissa Moore.

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WCTランキングトップだったCoutney Conlogue(USA)を巻き返し、

Mick Fanning同様見事イエロージャーシーを奪還!

WCT WOMENSランキングトップへ返り咲いた!

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次なるWCT MENS第9戦は、

10/6(火)~10/17(土)に渡りフランスで開催予定の”QUIKSILVER PRO FRANCE”。

一方のWCT WOMENS第8戦は

9/22(火)~9/28(月)に渡りポルトガルで開催されるCascais Women’s Pro、

さらに10/6(火)~10/17(土)を期間としてフランスで開催予定の

”QUIKSILVER PRO FRANCE”へと続く。

WCTもいよいよ後半戦へと突入!

ワールドチャンプ争いも大詰めを迎え、WCTからさらに目が離せない!!

 

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yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ