Text by colorsmagyoge.

現地時間の11.2(水)、San Franciscoで開催された

RIP CURL PRO Searchにて、39歳であるにも関わらず

見事11×World Champを獲得したKe11y Slater!

そんな彼のSan Francisco用のサーフボードスペックに

今回は注目してみました!

(左から)
1. 5’9″ x 18 1/4″ x 2 1/4″ rounded pin Fred Rubble. EPS Foam, Epoxy Glass, FCS Five Fin Option
2. 5’9″ x 19 1/4″ x 2 1/4″ rounded pin Semi Pro. EPS Foam, Epoxy Glass, FCS Five Fin Option
3. 5’11″ x 18 3/8″ x 2 1/4″ rounded pin Semi Pro step up. FCS Five Fin Option
4. 5’11″ x 18 3/8″ x 2 1/4″ rounded pin Semi Pro step up
5. 6’5″ x 18 3/8″ x 2 1/4″ rounded pin Semi Pro step up
6. 6’5″ x 18 3/8″ x 2 1/4″ rounded pin Fred Rubble step up

今回のラインナップのうち1と2の2本は

NYCからTrestles、Franceまでずっと使っていた

エポキシ製ボードのリメイクらしく、

グラッシーな3ftの小波から大波まで対応する

オールラウンド・ボードのようであります。

ちなみに11×World Champを決めたSan Franciscoのラウンド3で

乗っていたボードは1とのこと。

ボトム面の写真を見るとFCSカップが5つセッティングされており、

トライフィン、クアッド両方にも対応できるように作られております。

しかもクアッドのエンドフィンにあたる2本のフィンポジションは

センター寄りにセッティングされているため、

限りなくトライフィンに近いソリッドな縦系アクションを

可能にセッティングと言えるでしょう。

最近では、2011年7月末に伊良湖で開催された

プロアマ・チャリティーコンテストでのファイナリストである

田中英義プロ以外の林健太プロ、小川幸男プロ、上條マッチ将美プロ

の3名が、このKe11y’sボードのような

エンドフィン2本がセンター寄りにセッティングされている

バージョンのクアッドを使って

ハイパフォーマンスを魅せておりました。

少しお話しがそれてしまいましたが、

とにかくKe11y Slater、おめでとうございます!!

これで世界中の30代のオヤジサーファーたちの多くに

気合いが注入されたことは間違いないでしょう。

Ke11y’sボード、そしてKe11y Slaterこれからも要チェック!!!

ということで、下に掲載させて頂いたのは

今回のRIP CURL PRO Search San Franciscoで

Ke11yが11回目のWorld Champを獲得した瞬間が収められた

DAY2ハイライトの動画と、

Ke11yの11回目のWorld Champを記念して

QUIKSILVERが作った動画の2本立てであります。

それではみなさま、ゆるりお楽しみください。

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ