Photos & Text by colorsmagyoge.
台風20号のグランドスウェルを受けた2日目となった
9/20(日)の湘南エリアは全域に渡って頭前後のファンな波に恵まれた。
最近はSURFINGマガジン、STABマガジンなど海外のメディアによる
撮影にもひっぱりだこなワールドワイドな活躍をみせる大橋海人をはじめ、
そんな大橋海人のコーチ的存在なサーフィンの師匠でもある
プロサーファーでyuシェイパーの佐藤和也に加え、
晴れてプロ資格を得た金尾玲生、粂悠平、粂浩平の粂兄弟と共に
比較的形の良かった某ビーチブレイクでモーニング・セッションを開始!
7月の台風スウェルで足首をハードに骨折してしまい、
しばらくのあいだ休養を余儀なくされていた佐藤和也も
リハビリモードで多くの波を掴んでいた。
この調子で焦らず無理せず徐々にペースを取り戻していって欲しい。
なんとこの日、colorsmagが撮影を行なったポイントでは、
日本で開催されるのはこれが初となるSUPの世界選手権大会が開催されており
多くのSUPのスペシャリストたちがショートボード並みのアクションを
連発する姿に驚かずにはいられなかった。
セッションの前半でのベストアクションを決めてくれた粂浩平。
朝飯前のパンチの効いたレイバックをみせつける。
セッション途中から登場を果たしたのは
イケメンプロサーファーの称号を持つ笹子夏輝。
コンテストでもハイスコアをマークする金尾玲生のバックサイドサーフィン。
この日も切れ味鋭いハードなバックサイド・リエントリーを連発!
実力の割にはプロ資格獲得までかなり時間のかかった分、
これからの大爆発に期待大!!
そしてセッションの最後の最後で
まさに世界レベルのカーヴィングターンを見せたのは大橋海人。
コンペティターとしては、
QS10000(元ASP PRIME)というWCTの次にハイグレードなイベントにも
参戦できるQSランキング上位にポジションした経歴を持ち、
Dion Agiusにもその実力を認められ、Noa DeaneやCreed Mctaggartといった
世界のフリーサーファーたちと共に撮影トリップを行なうという
まさに日本初のワールドワイドなフリーサーファーとしての
立ち位置を確立しつつある。
ちなみにこのカーヴィング、カメラのデータ転送が追いつかず、
最後の一コマが押しても押してもシャッターが降りず、
残すことができませんでしたが、余裕のメイクであります。
東寄りの風によってコンディションが崩れ始めたところでセッションは終了。
台風20号のグランドスウェルは徐々にサイズダウンとなった。
果たして、現在接近中の台風20号はどんな波を届けてくれるのか!?
一生滑走!!