Photos & Text by colorsmagyoge.

#HBD #boyz @hirotoohara @guystagrom

憲右 吉田さん(@colorsmagyoge)が投稿した写真 –

 

11/14(日)本日は、日本人として初のUS OPEN優勝という

歴史に残る快挙を成し遂げた大原洋人の誕生日!!ということで、

上に掲載させて頂いたinstagramの投稿にあるように、

昨年の今頃は、ハワイのノースショアにあるHURLEY HOUSEにて

ちょうど時期を同じくしてVOLCOM HOUSEにステイしていた佐藤魁と共に

18歳の誕生日会を行なったことがまるでつい最近のことに感じるが、

時の流れは想像以上に速く、本日で19歳を迎えた大原洋人を祝し、

あえて未公開としていた大原洋人の第2の故郷とも言えるカリフォルニアの

アッパー・トラッセルズで繰り広げられた

実の父である大原剛さんと、

コーチの糟谷修自プロに加え、

カリフォルニア在住で、大原洋人にとって

カリフォルニアの家族的存在の小林マサキさん、

web magazineサーフィンスタイルの畑野さんといった

大原洋人をサポートし続けるビッグファミリーたちとの

貴重なセッションの模様をお届けさせて頂きます!!

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Hiroto Ohara.

 

大原洋人にとって貴重な経験となったに違いない

カリフォルニアのロウワー・トラッセルズで行なわれた

WCT第8戦”HURLEY PRO TRESTLES”でのWCT初参戦。

惜しくもラウンド2で敗退となったが、

あの世界のJosh Kerrにあと一歩のところまで迫る大接戦を繰り広げ、

十分な可能性を感じずにいられない素晴らしい内容となり、

日本のみならず世界中を沸かせた。

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Hiroto Ohara.

 

そんな大原洋人のトレードマークと言って過言でない

世界の評価の高いポイントのひとつになっている

レールにしっかりと体重の乗ったカーヴィングターン。

この日、大原洋人の実父にあたる大原剛さんのサーフィンを

しっかりと見る機会に初めて恵まれ、

それはまさに父である大原剛さん譲りのものなのだと改めて痛感した。

下に掲載させて頂いた写真は、新しく入手し、

最近愛用しているというLSD surfboardsでこの日魅せてくれた

大原剛さんがアッパーズの波に刻んだカーヴィングターン。

ここまでボードを返しても

背中側のスプレーが残っているのはさすがのひとことであります。

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Tsuyoshi Ohara.

 

この時の大原洋人のWCT参戦の応援のために、

大原洋人のお父さんの大原剛さんと一緒にカリフォルニア入りしていた

畑田さんは、 web magazineサーフィンスタイルを通して

何年間も大原家をサポートし続けてきた縁の下の力持ちのひとり。

実はcolorsmagは畑田さんとカリフォルニアで対面した時に、

畑田さんの髪の毛が短くなっていたこともあって

サーフィンスタイルを運営していた方だとは気がつかず、

そのことを知ったのは旅の後半のことで

それを言い出せぬままこのときのカリフォルニアの

旅は終わってしまった。

サーフィンスタイルは昨年をもって閉鎖されてしまったが、

それはまるで今のこのご時世、colorsmagにとっては明日の我が身であり、

人ごとではない衝撃的なニュースであった。

しかし、サーフィンスタイルというメディア亡きいまとなっても、

大原洋人を応援し続ける気持ち、その思い入れは変わることなく、

こうして洋人がWCT参戦すると聞けば

カリフォルニアまで応援に駆けつけるその姿に正直、胸が熱くなった。

そして、この思ひ出深いアッパーズでのセッションにおいては、

思わずシャッターを押してしまうほど

パワフルで生き生きとした熱いターンを連発していた!

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Masaki Kobayashi san & Hatano san.

 

カリフォルニア育ちの日本人サーファーで

16歳にしてすでにアメリカを代表するトップサーファーとして

注目を浴びる小林圭の実父であり、

自らも根っからのサーファーである小林マサキさん。

まだ13歳だった幼い大原洋人が世界への夢を胸に単身渡米した際には

同世代の息子たちと共に大原洋人をケアし続けてきた

カリフォルニアの父親であり家族とも言える存在だ。

小林ショウ、小林圭といった息子たちを見れば分かる通り、

そのサーフスキルの高さは本場カリフォルニア仕込みである。

そして今回のカリフォルニアでは、

最後の夜にはディナーにお招き頂いただけでなく、

日差しの強い会場のロウワーでパラソルを貸してくれたりと

本当にお世話になり、ありがとうございました。

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Masaki Kobayashi.

 

そんな小林マサキさんとは仕事仲間でもある

ベテラン日本人プロサーファーでカリフォルニア在住の

西井浩治さんにも遭遇。

「もう5時間以上やっちゃってるよ〜」

と、言いながらも全然海から上がる気配もなく、

切れ味鋭いリッピングを連発していた。

_MG_5334Koji Nishii.

 

現在、そんな大原洋人が拠点とする

コーチである糟谷修自プロの家があるハワイ。

WJCでの3位、US OPENでの優勝、そして初のWCT参戦など

数多くの世界の桧舞台において好成績を残す大原洋人にとって

コーチとしての糟谷修自プロの存在は大きい。

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Shuji Kasuya.

 

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Hiroto Ohhara.

 

現在QSランキング28位にポジションしつつ、

日本人初のWCT入りが期待されるなか、

11/12(木)よりウェイティング期間に入っている

ハワイのハレイワでのトリプルクラウン第1戦、

QS10000″HAWAIIAN PRO”での活躍に期待がかかるところだが、

それをプレッシャーに感じず、

このときのカリフォルニアでのWCT第8戦”HURLEY PRO TRESTLES”の

ラウンド2でのJosh Kerrとのヒートのごとく、

負けを恐れない当たって砕けろの精神で思い切りヒートを楽しんでほしい!

とにもかくにも、誕生日おめでとうHBD Hiroto!!!

一生滑走!

 

 

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ