Photos & Text by colorsmagyoge.
11/19(木)は朝からあいにくの曇り空となり、
北東系のオンショアの風も吹き止まず、
されど時化た日本海の荒波は頭オーバーのサイズをキープ。
今回の旅をバックアップしてくれている
“ハヤト塾”の今井ハヤトくんをはじめ、
前日の夜に手厚い七輪BBQパーティーを開催してくれた田中さん、
まことくん、りゅうじくんといったロコサーファーの方々の
のオーガナイズにより、この風を交わす某ブレイクへ。
その途中で、今回のトリップのリーダーである
藤本軌道の小池さんのキャンパーがパンクするという
ハプニングに見舞われながらも、
なんとか乗り越えてたどり着いたその先には
まるでカリフォルニアのロウワー・トラッセルズを彷彿とさせる
玉石リーフからなる頭前後のパーフェクションが待ち受けていた!
この素晴らしい波を目の前に、
今村厚、林健太、金田輝士、金尾玲生、河谷佐助、
西口京佑、小椋暁人といったライダーたちも次々と入水!
今回のトリップで初めてセッションしてみて
そのスキルの高さとスタイリッシュさを改めて痛感させられた
海のない街、大阪出身の19歳のプロサーファー河谷佐助。
今後の活躍が楽しみなサーファーのひとり。
いぶし銀のフロントサイドリップで
迫力あるスプレーをあげる今村厚プロ。
Rob Machadoが好きそうな力の抜けたスタイリッシュな
リラックス・サーフィンを見せるまことくん。
かなりのサーフィンマニアぶりを滑りから醸し出していた。
このエリアでサーフショップFar Sideを経営する野田さん。
マニア心をくすぐるツインフィンのボードで
日本海某所のロウワー・トラッセルズの波をクルーズする。
頭前後のパーフェクションを思う存分に楽しんだ
藤本軌道ボスである小池さん。
ライダーたち以上に積極的に海に入る姿勢からは
サーフィンに対する熱い情熱を感じずにはいられない。
どんな波であっても最高のパフォーマンスを見せてくれるのは
紛れもなく日本を代表するトッププロサーファーのひとりである林健太。
まるでDane Reynoldsのようなカーヴィングから
ソリッドなリップアクションまでそのサーカスぶりを
いかんなく発揮していた。
自由に飛びまくるのは宮崎出身の西口京佑。
河谷佐助と同じ19歳の若手プロサーファーで、
今後の成長が楽しみなひとり。
予想以上の最高のコンディションに遭遇し、
一気にテンションがぶち上がってスタートを切った
この数時間にわたるセッションも
サイド気味の風が吹き、コンディションが悪くなってきたところで終了。
果たして、午後はどんな波に遭遇することとなるのか!?
さらにチュービーでパワフルな波が待ち受けていることを
このときの一行はまだ知る由もなかった。
一生滑走!!!