Photos & Text by colorsmagyoge.
台湾の台東にあるJinzun Harborを会場に
11/25(水)よりコンテスト期間に突入したQS”Taiwan Open of Surfing”!
この日もダブル前後のサイズをキープしつつ、
強い北からのサイドの風に面を乱された
あまり良くないコンディションとなったことから
コンテスト自体はレイデイとなり、
会場ではオープニングセレモニーのみが行われた。
夕方は多くの日本人プロサーファーたちによって
熱いフリーセッションが繰り広げられた!!
多くの選手がこのコンディションに手こずるなか、
「全然乗れなかったです」
と言いつつも、やはり目立ったサーフィンをみせる仲村拓久未。
今シーズンの前半はQS10K出場権を得て世界を転戦したが
タイミング悪く足の靭帯を痛めてしまい、
せっかくのチャンスに本領を発揮できなかった安井拓海。
このセッションにおいてもパワフルなターンを連発し、
ひときわ光るサーフィンを見せていた!
そんな仲村拓久未や安井拓海といった先輩たちと共に
今回のQS1500″Taiwan Open of Surfing”に参戦する
田中大貴、野呂海利、西優司、小笠原由織といった若手たち。
今大会での活躍に注目していきたい!
この難しいコンディションにおいても
安定したサーフィンをみせるのは
パワフルなスタイルを武器とする宮崎出身の渡辺寛。
強いカレントを伴うグーフィーの波に狙いを定め、
世界レベルのカーヴィング、リエントリーを連発する大橋海人。
QSリージョンチャンプの座と共に
来年度のQS10K出場権獲得が懸かっている
今大会に対する気合は十分な大橋海人。
世界を転戦し、自力で2014年のプライム出場権(現QS10K)を得たものの
QS参戦で訪れた南アフリカで足首に致命的な大怪我を負ってしまい、
また振り出しに戻ってしまった。
今大会で好成績を残し、ぜひとも2016年度のQS10K出場権を獲得し、
再び世界で活躍する姿を見せてほしい!!
この日も日没間際まで練習に明け暮れた。
子宝にも恵まれ、父親としても第一歩を踏みしめ始めた
日本屈指のチューブマスターのひとり、松岡慧斗。
今回の台湾では、どんなコンディションであろうが
毎日会場で練習に励む姿が印象的な小林直海。
スムースかつ切れ味鋭い一筆書きなサーフィンで
会場であるJinzun Harborの波をシュレッドする。
オーストラリアを拠点としてから
さらにパワフルさと切れ味が増した加藤嵐。
今大会でも活躍してくれそうなバイブスを
ビンビンに出しまくっていた!!
本日のシークエンスコーナーで掲載させて頂いた
村上舜によるこのセッションにおけるベストシークエンスと並ぶ
ベストと言って過言ではないシークエンスを残してくれた辻裕次郎。
かなり大人なテイスト溢れる、名付けてバックサイド・チューリップ。
本日、11/27(金)よりいよいよコンテストはスタート!
果たして、どんな熱い戦いが繰り広げられるのか!?
日本人プロサーファーたちの活躍に期待!!
>>QS1500″Taiwan Open of Surfing”