Photos by KuniTakanami. Text by Ma34.
中村昭太プロはじめ、
日本の最前線をいくサーファーをサポートしつつ、
日本全国にユーザーを持つ、
御宿拠点のサーフボードブランド“Crystal Dreams Surfboard”。
立ち上げから15周年を迎え、全国に熱狂的なファンを持ち、
芸能人、著名人なども愛用している、
TOKYO発のサーフスケートストリートブランド“73R”。
千葉・横芝光にファクトリーを構え、
プロロングボーダー 佐久間秀人をはじめとするローカル達の信頼を得て、
ロングボードからショートボード、オルタナティヴボードまでをシェイプ、
斬新なサーフボードを生み出している“SPEC Surfboard Works”。
SURF RIDERS CUPとは、
上記した3社のサーフメーカーが毎年合同で開催しており、
エントリー200人以上、ギャラリー含め500人以上の規模で行われる
一大イベント的サーフコンテストである。
ライダーやユーザー、ファミリーたちが
一年に一度勢揃いするお祭りだけに、
日が昇る前から会場はザワザワと興奮に包まれる。
今年は波が小さく、開催が危ぶまれたが、
御宿・岩和田海岸がかろうじてブレイクしていたので、
Crystal Dreams Surfboardシェイパーの赤羽氏の声かけによりヒートがスタート。
もちろん、主催者である73R代表のAJこと奈良英司氏もエントリー!
73Rのライダーであり、SPEC Surfboard Worksシェーパーで
全日本常連のBAYASHIこと、小林寛氏も
小波ながらもうまく波を掴み観客を沸かす。
全国のサーフシーンでシノギを削っているサーファー達、
各界の有名サーファー達も毎回この大会へ集結している。
73Rライダー・熊倉一真プロ、サーフスケーターズ チャンプの菱沼”708”直哉、
モデルやタレントをこなしつつリアルサーファーである
レディスサーファーのアイコン的存在・清宮佑美、
元Fineモデルで現サーフショップ”LOWER”オーナー兵藤雅也、
地元御宿期待の星・飯田素宇、愛知・伊良湖出身で
JPSA参戦しプロを目指すエアリスト安藤弘之進、
そしてオーストラリア・バイロンベイ在住のサーフィンカメラマン高波邦行など
挙げきれないほどの注目サーファー達がエントリーするのが、
このSURF RIDERS CUPなのである。
小波の難しいコンディションで始まった大会も、
夕方のファイナルヒートのころにはオンショアが猛烈に吹き出し、
非常に厳しい状況になったが、無事すべてのヒートを終え、
大会が閉幕するころには、
神秘的な赤紫色の夕日が御宿の空いっぱいに広がった。
今年も最高な大会となった。
SURF RIDERS CUPに関わってくれたすべての人に、
今年も本当に、ありがとう!!!!!