Photos & Text by colorsmagyoge.

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TEAM HURLEY at SBJJ.

 

 

大原洋人をUS OPEN優勝に導いた世界に認められるコーチ

糟谷修自プロのアイディアにより、今シーズンからHURLEY HOUSEでは

昨シーズンとは少し違った試みがスタートすることとなった。

それは週に3回、サンセットビーチのすぐ目の前にある

SBJJこと”Sunset Beach Jujutsu”にて定期的にトレーニングに取り組むということ。

何を隠そうこのSBJJは、2015年ワールドチャンプに輝いた

Adriano de Souzaが行っているトレーニングのひとつであり、

この日は元WCTサーファーのFred Patacchiaをはじめ、

HURLEY HAWAIIのチームマネージャーであるJoel Centio、

さらにHURLEY期待のNick Marshallとその弟のほか

Rabbit Bartholomewの息子Jagger Bartholomewといったメンバーが登場。

そんななかに大橋海人、関本海渡、田中大貴といった

HURLEY Japanチームと、SHIDASHITA OPEN OF SURFINGで

優勝しこのHURLEY強化合宿に参加する権利を得た小笠原由織といった

4名が参加することとなった。

トレーニング前には糟谷修自プロから様々なアドバイスが。

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HURLEY JAPAN TEAM.

 

“ハワイで吸収できることはすべて吸収する”

各選手がそれぞれの目標を持ち、

この新たなトレーニングに没頭するなか、

2015年WSL Japanにおいてリージョンチャンプに輝き、

今シーズン上半期のQS10k出場権を獲得した大橋海人からは

2014年夏に南アフリカで足首に大怪我を負ったことで

一度失ってしまったQS10k(元PRIME)出場権を再び取り戻して臨む

今シーズンのQSに対する並外れたその気迫を感じずにはいられなかった。

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これを週に3回ずつ行ないながら、

1月末からウェイティング期間に突入する

QS3000″VOLCOM PIPE PRO”に挑む。

トレーニングが終了すると、少しだけ休憩を取り、

あいにくのジャンクなビッグコンディションとなったノースショアのなかでも

比較的ライダブルな波ブレイクしていたハレイワへ。

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Kaito Sekimoto.

 

VOLCOM HOUSEでピックアップし、

このセッションに合流した佐藤魁。

予想以上にカレントが強く、ブレイクも早く手強いコンディションとなったが

いい波を掴んではビッグターンを連発していた。

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Guy Sato.

 

地元茅ヶ崎とはまったく異なるパワフルかつスケールの大きな波質。

そんななかで大橋海人、佐藤魁という

地元茅ヶ崎とまったく同じメンバーが

サーフィンしている姿を実際に海のなかで見て感じることができた

このセッション、このハワイでの経験は

小笠原由織の今後の成長の大きな糧になるに違いない。

セッションの最後には特大セットにドロップ!

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Yuri Ogasawara.

 

このセッションにおいてずば抜けた動きを見せていたのは

やはりこの男、大橋海人だった。

みたい目以上にパワフルなリップセクションに対する

バーティカルなアプローチ、オープンフェイスでのカーヴィングと

軸のぶれないボトムターンから繰り出されるトップアクションの数々は

まさに日本トップレベル!!

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Kaito Ohashi.

 

 

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なかなかコンディションが整わないなかでも

できる限りのことをやりつくす。

果たして、明日の波はいかに!?

 

 

 

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ