Photos & Text by colorsmagyoge.
1960年代に、主にアメリカにおける黒人に対する人種差別撲滅を
激しく訴え続けた歴史に残る
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の日となったこの日。
連日続いたうねりもようやく落ち着きを取り戻し、
パイプラウン、バックドアはいい波は数少ないながら
朝からクリーンなコンディションに恵まれた。
ゲッティングアウトしていくのは村上舜と村上蓮の村上兄弟。
この日もOTW側の深いポジションからの波を掴んでは
VOLCOM PIPE PROへ懸ける意気込みを感じずにはいられない
気合全開の攻め込みを見せていた。
OTW前にあるBILLAOBONG HOUSEにステイ中の仲村拓久未。
海の流れと同調しているかのごとく
テンポよくいい波を掴み、続けざまに乗ったパイプの波では
綺麗にチューブをメイクしてきた脇田泰地。
OTWのセットを掴んでチューブになだれ込むも
紙一重の差でワイプアウトとなり、
サーフボードを真っ二つに折る羽目となってしまった村上蓮。
元グランドチャンプであり、
現在はJPSA理事長をつとめる牛越峰統プロ。
この日のセッションにおいて一番でかい波に乗った関本海渡。
今回のハワイは、気迫と気合に満ち溢れている。
間違いなくこの一本がこの日のセッションでの
ウェイブ・オブ・ザ・デイ!!!
そして、この日のセッションにおいて
最も決めまくっていたのは松岡慧斗。
バックサイドであるにも関わらず、
パイプの波を3、4本、バックドアの波も2本とかなりチューブをメイクし、
さらにはこのセッションにおけるベストシークエンスも残してくれた。
シークエンス・オブ・ザ・デイのその模様は
下記リンクよりチェックしてみてください。
>>【必見シークエンス】バックサイド・グラブレール・チューブからのスピッツアウト by 松岡慧斗
わずか数時間で混んできてしまい、
一瞬の隙を狙っての素晴らしいセッションとなった。