Movie & Photos by ASP. Text by colorsmagyoge.



Kieren Perrow.

日本時間の12.11(日)早朝、ハワイのPipelineで開催中だった

Billabong Pipe Mastersが無事終了!

ファイナルではKieren PerrowがJoel Parkinsonを破り、

由緒あるそのタイトルを勝取った!

昨年はJeremy Flores(FRA)とファイナルで対戦し、

惜しくも敗北を喫しているKierenだが、

今回の優勝でPipelineでの自己記録を更新すると共に、

来年のWT入りも掴み取る形となった。

Kieren Perrow (13.17) VS Joel Parkinson (7.00)

今大会で事実上のファイナルと言って過言ではなかったヒートが、

クオーターファイナルのヒート2、

Kelly SlaterとJohn John Florenceとの戦い。


Kelly Slater.

7.00ptと9.70ptをマークしたJohn Johnがヒート終盤まで

Kellyを16.71pt差のコンボに追い込んだ形でリードをはかる中、

残り6分を切ったところでKellyがBackdoorの波を掴んで

9.70ptをマーク!

さらに、そのまま沖に出ると、

5分も経たないうちにBackdoorでもう一本バレルをメイク!

見事7.83ptを叩き出し、まさかの大逆転劇を繰り広げたのだった。

このコンディションで5’6″のボードを使っていたというKelly。

まさに日本の小波用ボード同様サイズのボードで

Pipelineの波に乗ってしまうという超人的なそのサーフィンは必見!

下に掲載させて頂いた動画を、じっくりお楽しみください。

QF2 Kelly Slater (17.53) VS John John Florence (16.70)

さらにセミファイナルではJoel Parkinsonが大爆発!

下に掲載させて頂いた、

絶好調のKellyを抑えたJoel Parkinsonの動画も

要チェックであります!

SF1 Joel Parkinson (17.23) VS Kelly Slater (16.83)


Jamie O’brien.

Pipelineでの優勝経験のある実力派パイプライナー

JOBことJamie O’brienは本領を発揮することができず、

惜しくもクオーターファイナル1でJoel Parkinsonに

歯止めをかけられてしまった。

来年開催予定のVOLCOM Pipe Proでの活躍に期待したい!


John John Florence

さらに注目のTriple Crownの王座に輝いたのは

若干19歳のJohn John Florence!

Triple Crownのタイトル争いに食い込んでいた

Adam Mellingはラウンド3で敗退、

ランキングを2位から3位に落とし、

Michel Bounezはセミファイナルまで進出し、

ランキング2位でTriple Crown 2011を終えた。

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ