Photos & Text by colorsmagyoge.
唯一無二の伝説の世界的ビッグウェイブ・コンテスト
“QUIKSILVER in Memory of Eddie Aikau”が中止となった日の翌日の早朝。
ワイメアはサイズダウンしたものの、いまだ10ftオーバーはゆうに超える
ビッグコンディションとなった。
この日は早めに海から上がってしまった脇田貴之プロ。
Liam McNamaraがノースショアで営むNorth Shore Surf Shopでは
Da HuiによるBackdoor Shoot outにおける
チームNorth Shore Surf Shopの一員として組み込まれるほどであり、
仕事においても大きな責任を担う存在でもある。
この日やたらグーフィーの波を攻めまくっていた
ブラジリアンのアンノウンサーファー。
名前がわからなくてもものすごいサーファーが多いブラジルに
層の厚さを改めて感じさせられた。
ワイメアやピアヒへの熱い思いを込めて自分でシェイプ、
ライミネート、サンディングまで仕上げたばかりのワイメアガンで
この日のセッションに挑んだのだという藤村篤。
誰よりも奥で波を待ち、
この日の特上セットを一番奥からドロップして見せた。
イーストサイド湘南の逗子出身で現在はハワイを拠点とし、
そのずば抜けたビッグウェイブにおけるセンスの高さとガッツを武器に
Ian Walshなどマウイボーイズとのパイプもしっかりとしたものとなり始め、
間違いなく日本とハワイをつなぐ架け橋として
今後とても重要な存在となってくるに違い無いだろう。
ノースショアにいると大野Mar修聖のことを”Japanese No.1 Surfer”として
認識している世界各国のサーファーが非常に多いことに気がつかされる。
そんなMarによるバックサイドでのワイメア・ドロップ。
Marに連れられてこのワイメア・セッション参加の
チャンスを得たのは四国出身の安室丈。
大阪出身の宮内健司プロのサーフショップ
“Chikiri surf”出身で、堀口真平が可愛がっている
中学三年生の岡村晃友くん。
まさに偶然は必然。
すべては何かに導かれているのかも知れない。
そう思わずにはいられない1日となった。
Mahalo!!!