Movie by VOLCOM. Photos & Text by colorsmagyoge.

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Shun Murakami, Volcom Pipe Pro 2016.

 

素晴らしい波に恵まれたなか、Kelly Slaterが見事優勝を飾った

QS3000″VOLCOM PIPE PRO”!!

日本人では村上舜と脇田貴之がラウンド4まで進出。

それが日本人最高順位となったため、

大野Mar修聖がセミファイナル進出を果たした昨シーズンと比べると

全体的に少し残念な結果となってしまったが、

しかし、Kelly Slaterを相手に戦った脇田貴之、

そしてワイプアウトを恐れない猛チャージで魅せた村上舜の勇姿は

LIVEを通して多くの人たちに感動を与えたことだろう。

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Shun Murakami, Volcom Pipe Pro 2016.

 

 

下に掲載させて頂いたのは、VOLCOMがオフィシャルでリリースした

VOLCOM PIPE PROのコンテスト中に巻き起こった

身の毛もよだつワイプアウト特集。

まさに天国と地獄が表裏一体なパイプラインでのコンテストの

ビハインド・ザ・シーンとも言うべき、本動画の0:58付近に

出てくる青いゼッケンを着たサーファーが、

上に掲載させて頂いたハードワイプアウトのシークエンスの張本人となる

ラウンド4のヒート6に出場した村上舜となっております。

 

 

ヒート開始早々に掴んだこの1本目の波で不運にもボードが真っ二つとなり、

なんとこのワイプアウトでリーフにかかとをヒット。

「そのときはアドレナリンが出すぎて試合中はわかりませんでしたが、試合が終わったあとになって思った以上に痛かったことに気がつきました」

と、ヒート終了後にコメントを残したそんな状況であったにも関わらず、

それでも一度ビーチへ泳いで戻ってボードチェンジをし、

再びパドルアウトして最後の最後まで逆転を狙い

猛チャージを繰り返したのだった。

果たして、18歳の村上舜をそこまで突き動かすものは一体何なのか。

数年間に渡ってVOLCOM HOUSEで積み重ねてきたもの。

いつも自分の夢をバックアップしてくれる家族への想い。

その胸中は計り知れないが、

とにかくその姿に大きく心揺さぶられたのだった。

このVOLCOM PIPE PROでの活躍に引き続き、

つい先日の3/6(日)までサーフィン大国オーストラリアのマンリーにて

開催されていたハイグレードなQS6000″Australian Open”では9位となり、

現在WSL QSランキング35位と日本人最高順位をキープしている村上舜。

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この調子で行けば2016年後半はQS10K出場権を獲得し、

2017年WCT入りのチャンスを射程距離内に収めることは

決して不可能ではないだろう。

昨年の大原洋人のUS OPEN優勝からカノア五十嵐のWCT入りなど

同世代の若手プロサーファーたちの著しい活躍に刺激を受け、

またさらに一皮剥けてきた感のある村上舜。

大橋海人、安井拓海、新井洋人、仲村拓久未、稲葉玲王といった

日本の今を担う若手たちと共に世界でのさらなる活躍に期待したい!!

Go Japan!!!

 

 

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yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ