Photos & Text by colorsmagyoge.
朝からサーフィンするのに十分な波に恵まれたにも関わらず
大雨に見舞われてしまった3/7(月)の湘南エリア。
午後過ぎになるとようやく雨も撮影可能な程度まで弱まりはじめ、
そのタイミングを逃さず、松岡慧斗と共に
地形の決まり始めている某サンドバーにてセッションを開始!
日本海側に中心を持つ前線が伴った低気圧が
ゆっくりと通過したことにより久しぶりに頭前後の
しっかりとしたうねりが届いていたが、
すでに風が入り面の乱れたオンショア・コンディション。
ハワイ以来の撮影となったこの日の松岡慧斗は
見るからに乗りづらそうなこの波を5’4″の短いボードで
いとも簡単そうにルースかつトリッキーに料理していく。
養浜のため、他から買い付けてきた砂を
年々侵食が進む各ビーチに重機で運ぶ風景は
もはや精一杯の皮肉を込めて湘南の風物詩と呼ぶべきか。
川の上流にいくつものダム、河川沿い及び河口付近に防波堤、
次々とビーチに投入されていくテトラ。
自然のあるがままの姿を取り戻すことが
非常に難儀な状態に陥っているいまの湘南。
永遠にこうして砂を運び続けなければ侵食を防ぐことはできない。
パイプライン、チョープーの波にも対応できる
日本指折りのバックサイド・チューブのスキルを持つ
貴重なプロライダーである松岡慧斗が多大なリスペクトをよせるひとりである
宮崎出身で日本を代表するトッププロのひとりである椎葉順。
日本人では現在のところその椎葉順しかメイクすることができない
難易度の高いエア、”カラップ・フリップ”にもトライしてみせた松岡慧斗。
ビッグウェイブでもアクション系の波でも写心を残せる
オールラウンドなフォトジェニック・サーファー。
3/8(火)は果てして!?
一生滑走!!!