Movie & Photo by WSL. Text by colorsmagyoge.

スクリーンショット 2016-03-18 1.42.58
Filipe Toledo.

 

コンテスト期間中素晴らしいコンディションに恵まれ、

Matt Wilkinson(AUS)が見事優勝を決めて無事終了となった

WSL CT開幕戦”QUIKSILVER PRO”!

そのセミファイナルのヒート1でMatt Wilkinsonと対戦した

昨年の本イベントのディフェンディング・チャンピオンである

Filipe Toledo(BRA)が2本目に掴んだ波の最後のフィニッシュで試みた

エアリバースにおいてランディングに失敗。

その際に左足の付け根を負傷し、

ヒート終了後にセキュリティーに支えられながら海から上がってきたその姿に

多くのFilipeファンが「大丈夫なのか?」と心配したことだろう。

実際のところこの時にFilipeが負った怪我は

想像以上にシリアスなものだったようで、

なんとCT第2戦目とマーガレットリバーでのCT第3戦を欠場し、

来たるCT第4戦”Oi Rio Pro”までのあいだ

一度ホームに戻って療養に専念する意思を表明した。

「最後のセクションでエアを仕掛けてランディングした際にバックウォッシュを喰らって足の付け根をひねってしまいました。足が思い切り横向きに持ち上がってしまったんです。強烈な痛みに襲われながらも、そのあと何本かの波に乗りました。いまは大丈夫ですが、今大会の自分の結果にはがっかりしています」

と、ヒート終了後に語った。

その後、病院に行って診断してもらった結果、

「一度家に帰って、CT第4戦”Oi Rio Pro”に備えて療養に専念します」

といった声明を発表したのだった。

スクリーンショット 2016-03-18 0.52.58 スクリーンショット 2016-03-18 0.53.08 スクリーンショット 2016-03-18 0.53.15 スクリーンショット 2016-03-18 0.53.25 スクリーンショット 2016-03-18 0.53.37 スクリーンショット 2016-03-18 0.53.48
The Wave Filipe Toledo is injured.

 

CT開幕戦”QUIKSILVER PRO”では唯一10ptをマークし、

本イベントにおけるハイエスト・トータルスコアをもマークしていた

Filipe Toledoだけに、今回の表明は非常に残念である。

しかし、そんなFilipe Toledoの代わりに、

CT開幕戦”QUIKSILVER PRO”ではラウンド5進出を果たした

”Seabass”ことSebastian Zeitz(HAW)が

トップ34としてCTに参戦できることが決定!

ベルズビーチでのCT第2戦目と、マーガレットリバーでのCT第3戦目での

Sebastian Zeitzの活躍と共に、

1日も早いFilipe Toledoの回復と

CT第4戦”Oi Rio Pro”での完全復活劇に期待したい!!

 

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ