Photos & Text by colorsmagyoge.
全国的に波に恵まれた3連休最終日となった3/21(月)。
この日は早朝に千葉へ向かい、
US OPEN優勝を果たした大原洋人と合流。
一面グレーな雲に覆われる冷たい北東の風と小雨が降りしきるなか
比較的コンディションの良かった某ブレイクでは
サーフショップ”Brave surf“がwade tokoro surfboardsの試乗会を
開催しており、応援に駆けつけていた稲葉玲王、鈴木仁、鈴木姫七といった
ライダーたちが村上舜とともにすでに熱いセッションを繰り広げていた。
稲葉玲王の家にステイして数日間千葉に滞在していた
村上舜も3連休の大渋滞を避けるべく、このセッションを切り上げた後
一路地元である西湘の湯河原へと帰って行った。
ボディーボードについては素人であるcolorsmagが見ても
その動きが群を抜いて切れ味鋭くパワフルで安定していることが
一目でわかってしまうほどのワールドレベルな
ライディングを見せるのは大原洋人の姉である大原沙莉。
ものすごく上手い女の子サーファーが入っていたので
最初見たときに驚いてカメラのファインダー越しにズームして覗いてみると
それは西湘出身の若手プロサーファー鈴木姫七だった。
弟の鈴木仁はまだアマチュアであるが、
和製Filipe Toledoを彷彿とさせる高速回転エアリバースを得意とし、
今回、改めてそのスキルを目の当たりにした大原洋人にして、
「あの子のエアリバのスキルは半端ないですね」
と言わしめたのであった。
まさに無限の可能性を秘めた鈴木兄妹なのである。
Above : Himena Suzuki. Below : Jin Suzuki.
この周辺エリアに来ると偶然に顔をあわせることが多い
ガチャピンこと関田英俊プロにも遭遇。
リッピングで渡り鳥とコネクトする。
VOLCOM PIPE PROの大会前の朝にOTWの波に飲まれて
腰に怪我を負い、病院に運ばれて以来、
その後の怪我の経過が心配されていた大原洋人であったが、
この日のセッションではまったくそれを感じさせない
世界レベルのサーフィンを見せてくれた!
今シーズンのさらなる活躍に期待がかかる!!
サイドからの北東の風も強くなり、
波の面もさらに乱れ始めた頃は一度セッションは終了。
小雨の曇り空というモノクロな世界となったが、
エキサイティングなライディングが連発される熱いセッションとなった!!
Brave surfをはじめ、ローカルの皆様ありがとうございました。
さらに続く午後のセッションは、まさかの晴れ間が顔を覗かせ、
素晴らしいセッションとなることをこのとき誰も知る由はなかった。
明日公開予定の大原洋人も大炸裂となった
キラキラセッションをお楽しみに!!