Photos by colorsmagyoge. Text by yy.
1週間が8日あったとするならば人は、
どのようなインスピレーションをそこで抱くのだろうか。
湘南の入り口ともいえる藤沢駅から徒歩数分のところにある8 HOTEL。
海に近い環境は単純に滞在する時間を過ごす場所だけでなく、
文化や四季の空気に触れることの出来るビーチカルチャーの
新たな発信場所を目指し2011年よりスタートした。
実のところカラーズマガジンと8HOTELの関係は深く、
海外からのプロサーファー、アーティストが来日し密着ツアーを
発信している時の多くはこの8HOTELが滞在先となり、
また旅の出発の拠点でもあった。
カラーズマガジンとも縁の深いそんな8HOTELにて、
今回はRVCAが推進するANP(artist network program)と共に
新たなプロジェクトとして”8 DAYS A WEEK”を数ヶ月前よりスタートさせた。
プロジェクトの簡単な概要は全117室ある部屋を
様々なアーティスト達がその空間をアートで表現していくというものである。
第一弾はフランキー・スィーヒ、新倉孝雄、
そしてカラーズマガジンの写心がホテルの部屋を彩ることなった。
最初にスタートしたフランキー・スィーヒを筆頭に
それぞれの部屋がそれぞのアーティストにより自由に表現されている。
ホテルの部屋の空間はともすれば無機質になりがちで、
それがビジネストリップでもバケーションでも
滞在する部屋の雰囲気でその旅の気分は大きく変わってしまうが、
アートが施されてるそれぞれの部屋はどれも非日常的な気分を満たしてくれる。
今回カラーズマガジンは写心で5部屋ほどを演出しており、
どれも独自の表現で空間を演出している。
手前ミソではあるけれど、こんな風に写心が飾られていると
今まで違った雰囲気を持ち、切り取られた写心の空間が
部屋とマッチして束の間の滞在期間を楽しんで頂けるのではないかと思う。
8 DAYS A WEEKはまだ第一弾であり、
今後も長い期間に渡り様々なアーティストが参加する予定である。
参画を依頼されたアーティストのみだけで無く、
公募などでも募集をしたり、ホテル内でのアートショーなど、
もっとアートを身近に体験しながら時間を過ごせるような企画も
発信するそうなので、また新しいアーティストが加わったときは、
ここでも随時紹介していきたいと思う。