Movie by WSLJapan。Photos & Text by colorsmagyoge.
Billabong Super Kids Challenge Cadet winner, Jin Suzuki.
4/30(土)。
鵠沼海岸を会場に開催されたWSL Japan開幕戦
“Billabong Super Kids Challenge”の大会最終日が無事終了となった!
予想に反して腰前後の波に恵まれたなか、
12歳以下のGrommetクラスのファイナルは
地元鵠沼出身の鈴木耀竣と千葉出身の井上龍一による一騎打ちとなり、
前半から形のいいグーフィーを掴んでヒートの流れを掴み、
後半にはさらなる追い上げを見せた鈴木耀竣が見事優勝を飾った!!
Billabong Super Kids Challenge Grommet winner, Yoshun Suzuki.
最後まで逆転を狙い波を掴み続けたが、逆点の決め手となる波が入ってくることはなく、惜しくもGrommetクラス準優勝となった井上龍一。Ryuichi Inoue.
今大会では優勝候補選手のひとりであった矢作紋乃丞。オンショアが吹き始める前に行われたGrommetクラスのクォーターファイナルでは好調なサーフィンを見せたが、セミファイナルで鈴木耀竣に敗北を喫する形となった。Monnojo Yahagi.
クォーターファイナルで鈴木耀竣に敗れはしたが、女の子でありながらその男顔負けのサーフィンで素晴らしい戦いを見せてくれた中塩カナ。実兄にプロサーファー中塩裕貴を持つだけに数年後にはプロとして活躍しているに違いない未完の大器。Kana Nakashio.
次世代ジュニアの予備軍である注目のCadetファイナルでは
鈴木仁と小笠原由織の2名による戦い。
オンショアを食らったパワーのない難しいコンディションのなか、
鈴木仁がバックサイドで7.17ptをマークしてヒートをリードすると、
残り10分を切ったところで小笠原由織がバックサイドで
8.00ptをスコアして一気に逆転1位に躍り出る。
逆転返しを狙う鈴木仁は、グーフィーのいい波が多かったなかで
数少ないレギュラーのセットを見逃さず掴み、
渾身のビッグカーヴィングからのノートリムでのリエントリーを披露!
なんとこのライディングが8.57ptを叩き出し逆転返しに成功し、
劇的なWSL初優勝を遂げた!!
ソリッドかつ切れ味鋭いリップで見事8.00ptをマークした小笠原由織。優勝をあと一歩のところで逃し悔しいところであると思うが、この苦い思いをバネにさらなる活躍と成長に期待!!Yuri Ogasawara.
小笠原由織と対戦したCadetセミファイナルでは、いい波をつかむことができず、実力を発揮できないまま敗退となった地元鵠沼出身の堀越類。次回の活躍を楽しみにしたい。Rui Horikoshi.
堀越類と同じく会場となった鵠沼海岸をホームとする石井ノア。パンチの効いたリップアクションが際立っていたが、セミファイナルで鈴木仁に敗退。数年後の将来が非常に楽しみなcolorsmag的要チェックなサーファーのひとり。Noa Ishii.
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ファイナルデイ・ハイライト
日本の次世代トッププロの卵たちによるサーフィンの
レベルの高さを改めて痛感しつつ、明るい将来を感じることができた
素晴らしい2日間のビッグイベントとなった!
さらなる詳細については下記リンクより
WSL Japanオフィシャルサイトをチェック!
http://www.wsljapantour.com/2016/04/21/13588/
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「Billabong Super Kids Challenge Shonan」は、下記スポンサー各位に感謝すると共に提供されます。
・BILLABONG (GSM JAPAN株式会社)
・ムラサキスポーツ藤沢店
・GoPro
・波伝説(サーフレジェンド)
・アサヒ飲料株式会社)
・G-Shock(カシオ計算機株式会社)
協力
・NSA湘南藤沢支部
運営
・ワールドサーフィンプロモーションズ
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