Photos & Text by colorsmagyoge.
5/25(水)、コシハラ前後のスモールコンディションとなった
千葉県一宮の志田下を会場に今シーズン国内最大級となる世界大会
QS6000″ICHINOMIYA CHIBA OPEN”のDAY3が無事終了となった。
この日はMENSラウンド3のヒート15からヒート24までに加え
WOMENSのセミファイナルを消化。
MENSでは最終ヒートとなったヒート24に稲葉玲王が参戦。
地元の応援団が駆けつけるなか、1本目の波で5.50ptをマークした稲葉玲王は
3本目に掴んだレギュラーの波で鬼のリッピングを刻みまくり
見事エクセレントスコアとなる8.27ptをスコア!
1本目の波で7.83pt、2本目の波で6.50ptを先手必勝でまとめていた
ポルトガル出身のNic von Ruppがヒートをリードするなか、
2位のポジションをキープする稲葉玲王だったが、ヒート後半は
6本目の波でこの日のベストスコアとなる9.07ptをたたき出しながらも
3位のポジションで逆転を狙うハワイ出身のKeanu Asingと
激しい波の取り合いを繰り広げ、
波数が非常に少ないなか、プライオリティーをうまく使いこなした
稲葉玲王が見事ラウンド4進出を決めた!!
「Keanu Asingは仲のいい友達なので、波を奪い合うのはとても嫌な気持ちでしたが、ビーチで応援してくれているみんなの声援がなによりもパワーになりました。」
とのコメントを残してくれた稲葉玲王は、
迎えるラウンド4のヒート11でVincente Romero(ESP)、
Thomas Woods(AUS)、O’neill Massin(PYF)と対戦予定。
ラウンド4のヒート8でMitchell James(AUS)、Evan Geiselman(USA)、
Josh Burke(BRB)と対戦予定となっている仲村拓久未と共に
さらなる快進撃に期待したい!!
その後行われたWOMENSディビジョンでは、
セミファイナルまでのすべてのヒートを消化。
大村奈央がクォーターファイナル、
田代凪沙と川合美乃里がセミファイナルと
優勝候補と言って過言ではない選手たちが次々と姿を消すなか
カリフォルニアに拠点を置いて世界を目指す野呂玲花、
種子島出身の須田那月、オーストラリアでサーフィン修行に身を置く橋本恋、
そして、弱冠中学2年生にして見事このビッグイベントでファイナル進出を果たした
茅ヶ崎出身の松田詩野といった4名がファイナリストとして顔を揃えることとなった!
今回、弱冠中学2年生にしてファイナル進出をはたした松田詩野は、
5月の前半に足を捻挫するアクシデントに見舞われ、
それがまだ完治しないまま今大会への出場となった。
その恐るべし精神力と集中力に驚きを隠せないと共に、
ファイナルでのさらなる活躍にも注目していきたい!!
まるでRob Machadoのようなしなやかさと
卓越したレールワークが特徴的なその綺麗なサーフスタイルを武器に
いずれ日本の次世代WOMENSサーフシーンを引率する
新しいヒロインになり得る未完の大器、松田詩野、
鬼要チェックであります!!!
5/26(木)本日はコンディションが不十分なためレイデイとなっている
QS6000″ICHINOMIYA CHIBA OPEN”。
5/27(金)に通過する低気圧の影響で
5/28(土)から波が再び波が上がる予報となっていることから
残りのスケジュールが週末にあたる5/28(土)と5/29(日)の
2日間となる可能性は高い。
果たして、この世界レベルのコンテストを制するのは誰なのか!?
そして、仲村拓久未、稲葉玲王といったサムライたちの活躍はいかに!?
Go Japan!!!
週末は志田下へGo!!
なお、5/19(木)〜5/30(月)のコンテスト期間中は
上総一ノ宮駅から会場まで無料バスが運行中。
その詳細については下記をチェック!!
また、ライブの方もお見逃しなく!!!