Photos & Text by colorsmagyoge.
WOMENS QS1000″ICHINOMIYA CHIBA OPEN”winner, Reika Noro.
5/29(日)。
千葉県一宮の日本屈指のサーフィン道場、志田下を会場に
今シーズン国内最大級の世界大会となった
WSL QS6000″ICHINOMIYA CHIBA OPEN”の最終日となったこの日は
前日よりもさらにサイズダウンしたコシハラ前後のコンディションとなったが
晴天に恵まれたことで非常に多くのギャラリーたちがビーチで見守るなか
MENS QS6000はクォーターファイナルからファイナルまで、
さらにWOMENS QS1000はファイナルが行われた。
間違いなく今大会における優勝候補のひとりであったTanner Gadauskas. 今シーズンは現時点でQSランキングトップにつけるなど、絶好調な活躍を魅せているLeonardo Fioravantiによってその勢いをストップされる形となった。
ラウンド6では稲葉玲王を相手にヒート終了間際に逆転勝利を果たしたニュージランドのBilly Stairmandだったが、セミファイナルではEvan Geiselmanに粉砕された。
MENSセミファイナルの2ヒートが消化されたところで
スタートとなったWOMENS QS1000のファイナルは
カリフォルニアに拠点を起きて世界に照準を合わせる野呂玲花と
種子島出身のトッププロサーファー須田那月、
オーストラリア留学でサーフィン橋本恋に加えて、
弱冠中学二年生にして見事ファイナル進出を果たした注目のアップカマー
松田詩野ちゃんといった4名による対決となった。
いい波を選ぶことに集中していた野呂玲花が、
2本目の波で7.93pt、3本目の波で6.33ptをマークして
トップの座を独走するなか、他の選手たちはそれを追いかける流れとなり、
そのなかでも松田詩野が5本目に掴んだレギュラーの波で
バックサイドでの種類の違うターンを3発入れ、
まさかのファイナルにおけるベストスコアとなる9.33ptをマーク!!
が、バックアップスコアわずか4.93ptをマークすることができず、
野呂玲花が見事QS1000を制する形となった!!
おめでとう!!
Above : Ren Hashimoto. Below : Natsuki Suda.
MENS QS6000のファイナルはフロリダ出身でつい先日、
ハワイのパイプラインで怪我をおい、完全復活を遂げたEvan Geiselmanと
注目のイタリア出身のサーファーLeonardo Fioravantiによる対戦。
Evan Geiselmanのオーソッドクスながら切れ味鋭いバックサイドが
この日の志田のスモールコンディションにフォットし、
1本目の波から7.00pt、5本目には9.17ptをマーク!!
Above : Leonardo Fioravanti. Below : Evan Geiselman.
エアリバースを披露するなど、前半戦をリードした
相対するLeonardo Fioravantiだったが、Evan Geiselmanに再び逆転され、
まさにエキサイティングなシーソーゲームが繰り広げられたなか、
最後はさすがのLeonardoも逆転できる波をつかめず、
結果、Evan Geiselmanが見事優勝を飾った!!
おめでとう!!
大盛り上がりとなったQS”ICHINOMIYA CHIBA OPEN”、
さらなる詳細については下記リンクよりぜひチェックしてみてください。
ライブの方もお見逃しなく!!!