Photos by ASP. Text by colorsmagyoge.

 

現在中国の海南島でWQS4☆

“海南万寧日月湾インターナショナル・サーフィン・フェスティバル

presented by Quiksilver”が開催中であることは

先日の記事でもお伝えしました。

日本時間の1月12日午前中現在、

ラウンドオブ64のヒートがすべて終了し、

ラウンドオブ32がスタート!

日本人選手でラウンドオブ32まで駒を進めているのは

大野Mar修聖、辻裕次郎、林健太の3名のみで

日本時間の正午前に行なわれたラウンドオブ32ヒート1を

Marが勝ち上がり、そのすぐ後に行なわれたヒート2では

惜しくも辻裕次郎が敗退となってしまった。


Yujiro Tsuji.

残る日本人サーファーは

この後日本時間の夕方あたりには行なわれる予定の

ラウンドオブ32のヒート7に出場予定の林健太と

ラウンドオブ16のヒート2に出場予定のMarこと大野修聖のみ。


Masatoshi MAR Ohno.

Liveで応援ぜひ!!

☞ >>>Live

ということでありまして、

正直、このコンテストの存在を知ったとき、

中国ってサーフィンできたの!!?と思ってしまったのは

colorsmagyogeだけではないのかと思います。

そこで今回の記事では我々日本人サーファーには

ほとんど未開の地である海南島について少しだけ調べてみました。

総面積33,900㎡。

日本で言えば九州とほぼ同じくらいの面積を有する海南島は

中国最南端に位置し、ハワイとほぼ同緯度にある亜熱帯気候に属する

通年温暖な場所のようです。

Liveの映像を見ている限り、

ほとんどのサーファーがトランクスやスプリングスーツなどで

サーフィンをしているので納得ですね。

また、1999年に世界158都市を対象として行なわれた調査で

海南島の三亜湾の空気のきれいさが世界2位に選ばれている模様。

放射能汚染された現在の日本からしてみると

“きれいな空気”という自然に恵まれていることが

非常にうらやましく思えてしまいます。

そんな海南省の省都は海口市。

海南島の北に位置し、清の後期に開港されて以来

海の窓口、すなわち“海口”として重要な役割を果たしてきた

歴史深い都市としても知られる場所で、

1988年に中国最大の経済特別区に認定されて以来、

政治、文化、経済の中心地としてだけでなく、

長さ6kmに渡る「暇日海難(休日ビーチ)」などをはじめ

見所の多い「椰子の城」とも呼ばれる

海南島の観光地としても発展を遂げて来ました。

現在開催中のWQS4☆

“海南万寧日月湾インターナショナル・サーフィン・フェスティバル

presented by Quiksilver”が開催されているRiyue Bayは

海南島の南東に位置する万寧市にあるポイント。

万寧市は海南島のなかでも六連嶺などの山々や

美しい海岸など豊富な自然に恵まれていることから

観光地としても人気の高いエリアだそうです。

地球上の全人類の20%を占めるといわれている漢族が多く居住し、

産業はコーヒーやサトウキビ、バナナの栽培など、

主に農林業と漁業が中心。

日本からもさほど離れていない海南島。

個人的には、ぜひ一度は行ってみたい!

と思ってしまった場所でありました!

あの程よい掘れ方と長い長いウォールは、

きっとファンウェイブ以外のなにものでもないはずですね。

というわけでKeep on ride!!!

一生滑走!!!

===========【その他の情報】===========
・通貨:1元=10角=100文=15円
・クレジットカード:VISA、MASTERご利用可能
・電圧:220V 50Hz(主用アダプタプラグはC&0タイプ)
・ビザ:入国の日を含め15日以内なら申請不要。
・空港:海口美蘭国際空港、三亜鳳凰国際空港

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ