前回に引き続き北海道沖の低気圧によりバックスウェルを日本海にもたらしてくれた今回!

梅雨の合間の恵みのサイズアップということで日本海各地では多くのサーファーで賑わいを見せていた。

そんな中、今回は最近地形的にもコンディションの良いビーチに狙いを定め向かうことに。

早朝、到着してみるとここも十分にサイズアップしたブレイクがヒットしていた。

以前に比べ地形が変化したのかサイズアップしたブレイクもかなりダンパー気味でインサイドでもかなりハードなダンパーブレイク。アウトに出るにインサイドで食らうと板が折れそうな雰囲気をかもし出していた。

パーフェクトコンディションではなかったものの時折カタチの良いセットも混じり上手くセットを狙えばバレルも狙えるコンディション。とりあえずやりますか!という感じでセッションがスタートした。

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今回はこのバックスウェルを狙うため前日に連絡を取り合っていた日本海は舞鶴の間屋口峻英プロと千葉は太東生まれのサーフスケーターで周囲が個性的でコアな横ノリ環境で育ちコンテストシーンには触れずGood Vibes,GoodWave,良き人達を求め各地へトリップするというスタイルサーフスケーターで現在は海を離れ大阪に在住している坂元(渡辺)結海とも今回は初の日本海で合流。ポイントへ到着すると前夜に日本海に駆けつけ先にポイント入りしていた林健太プロが波をチェックしていた。

そして今回、これまたそのポイントには大人気サーフムービー SURF NOODLE に出演する小池さんこと83SURFの永野 康正氏も偶然!?必然!?というべき感じで同じポイントに!やはりここはお約束で小池さんスタイルで決めてもらい開始早々から楽しい雰囲気でのセッションスタートとなった。

 

96000000548Kenta Hayashi , Takahide Mayaguchi ,Yasumasa Nagano

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Takahide Mayaguchi,  Yu Sakamoto96000000350Kenta Hayashi

 

まずはこの素早いダンパーブレイクのいいポジションを上手くセレクトしインサイドセクションでスケートライクなサーフィンを魅せてくれたYu   関西ではあまり見かけることのない貴重なサーフスケートスタイルサーフィンは新鮮であった。

彼曰く千葉を離れて関西に移住してからは仕事でほぼサーフィンに行けない状況で久しぶりのサーフィンではあったものの一度、海に戻ればご覧のとうりのきわどい波のセクションを上手く使いスタイルあるサーフスケートスタイルなサーフィンを連発!まだまだ納得のいく自分のサーフィンではないと悔しそうに語っていたが初の関西の日本海ポイントでのサーフィンにテンションは上がっていた!

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Yu(Watanabe) Sakamoto

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素早く崩れ落ちるダンパーライクなバックサイドを豪快に切り刻みスプレーを飛ばしていた小池さんこと永野 康正! サーフィンの腕前も確かなハードコアサーファーだ!

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日本海の荒れ狂うセットを素早く走り抜けスピード感に溢れるライディングを披露する間屋口プロ!

力強いライディングにこの豪快なスプレーは圧巻!さすがは日本海のスタイルマスター!

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静岡から夜間のロングドライブで日本海入りし睡眠不足と疲れが残っているにもかかわらず、どんな波のコンディションでも素晴らしい技を披露してくれる。林健太プロの技の多さにはいつも圧倒される。以前にカラーズYoge氏が表現し名付けたようにまさに技の百貨店をこれまた披露してくれた林健太プロ!

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そしてこのダンパーブレイクコンディションながらも上手くセットをセレクトし見事な日本海の波の長いトンネルを通り抜けていく素晴らしいロングバレルセッションでもあった。林 健太プロもスモールウェーブが続いたこの時期にここでのビーチブレイクバレルはここ最近では上位に入ると語っていた。

96000000415Yasumasa Nagano

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Takahide Mayaguchi

 

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96000000448Takahide Mayaguchi

 

素晴らしい日本海のバレルを抜けてここでのセッションは幕を閉じた。

それと同時に日本海のビーチブレイクの素晴らしさを改めて知ることができた素晴らしいセッションとなった。日本海を守るローカルの方々、またローカルサーファーに感謝しまたリスペクトの思いを忘れずにまたいい波に出会えるのが楽しみでならない。

次はどんな波が待っているのだろう!?

 

 

 

 

 

孝之越智 ”マニア”
中学生時代に海外の音楽、ファッションカルチャーに興味を抱き、その影響で衝撃的なパンクロックと出会い、それからパンクバンドを結成し自身もドラムで活動する傍らカリフォルニアのサーフスケートのパンクシーンの影響を受けスケートボードに目覚める。 スケートパークに通っていくうちに自然とサーファー、スノーボーダーとの出会いが増え、自身もサーフィン、スノーボードにのめり込み日本各地、海外のフィールドを求め海や雪山とリアルなシーンを追い求めていった。 追い求める旅の中で美しい自然やロケーション、音楽、ファッション等の様々な新鮮カルチャーとの出会い、多くの横ノリスト達とライディングセッションを重ねるうちその時にしかない瞬間を残そうと気がつけばカメラを片手にそのリアルな瞬間を切り取るようになった。 現在は関西を拠点にcolorsmag関西支部を担当しながら、メディアや雑誌等でも活躍中。