Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

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日本時間の7/16(土)。

南アフリカのJ BAYを会場に開催されていたCT第6戦

”J BAY OPEN”の大会最終日が無事終了となった。

3-4ftのスーパーレギュラーに恵まれたなか、ファイナルは

Mick FanningとJohn John Florenceの一騎打ちとなり、

トータルスコア17点代のハイレベルな戦いの末、

2本目に掴んだ波で叩き出した9.93pt が決め手となり、

見事Mick Fanningが優勝を勝ち獲った!

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Above : Mick Fanning. Below : John John Florence.

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昨年はこのJ BAYのファイナルの最中にシャークアタックに遭遇し、

奇跡的に一命をとりとめたMick Fanning。

その際に対戦相手だったJulian Wilsonとセミファイナルで対戦するなど

まさに昨年の本イベントとの因縁を感じずにはいられない

展開のなかでのドラマチックな1戦となった。

「Julianとのセミファイナルは特別な感覚でした。ここでまた同じヒートで戦うことができて、パドルアウトするだけで感動的でした。安全が確保されたなかでサーフィンできることが特別なことに感じられました」

とにもかくにも、ファイナルまですべてがMick Fanningを中心に

展開していくストーリーのようであった。

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Julian Wilson.

 

“If I win, awesome. But the main thing is, I came back”

「勝ったらそれは素晴らしいことだけど、一番大事なことは、僕がここに戻ってきたということ」

そのMick Fanningの言葉通り、

昨年のシャークアタックでの恐怖を乗り越えることが、

ワールドタイトルを狙っていない今年のMickにとって

優勝すること以上に一番重要なことだったと言って過言ではないだろう。

2位となったJohn John FlorenceはCTランキング2位へ一気にジャンプアップ!

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ワールドツアーも中盤を迎えたところでワールドタイトル争いに食い込み、

後半戦の勝負の行方からますます目が離せなくなってきた。

 

>>CT第6戦”J BAY OPEN”

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ