Photos & Text by Yosuke Kondo / Iragoday.

 

 

7/20~7/24迄、伊良湖で開催されたJPSA×WSL JAPAN co-sanction event

“夢屋サーフィンゲームス田原オープン support by ブルーエコシステム”の模様を

Iragoday 近藤洋介がお届けします。

今回は伊良湖サーファー編です。

今年は異常なほどに台風が発生しないままコンテストウィークに入ったが、

安定した地形を保ってきた堤防横から割れるレギュラーブレイクパラダイス

ロコポイントでの大会開催を誰もが思っていた。

1
Naoya Miyashita

 

砂浜には、今大会の協賛ブルーエコシステムさんの

ソーラー発電が設置され大会準備万端。

2

 

しかし、大会当日コンテスト会場となったのは、

2月から地形が悪く一度もセッションしなかった弥八島付近に貯まった砂で割れる

グーフィーブレイクパラダイス、ロングビーチでの開催だった。

34

 

今大会の前半を大いに盛り上げた夏目崇史と鈴木勝大。

5
Masahiro Suzuki.

 

安定したバックハンドで確実にラウンドアップしていった夏目崇史。

6
Takashi Natsume.

 

コンテストでもスタイル全開でリラックスしていた鈴木勝大。

7

 

中でも今大会のハイライトと言っても過言ではなかったのは

ラウンド3のヒート4での出来事。

20分ヒートが始まり、1人セットを待ち続け、

1本もライディングせずにこのまま敗退すると思われた鈴木勝大。

1本も乗らずに敗退するのも鈴木勝大ぽいなと思っていた矢先、

残り2分で待っていたピークにこのヒート1番の波が入りライディング。

その後ピークに戻る途中で板を反転させ、

2本目のライディング、そのままホーンが鳴り終了。

8 9

 

海から上がって戻る際に、見事大逆転のコールがされガッツポーズ!

10

 

(=・ω・=)にゃ~♥

残り時間2分での大逆転には大歓声が上がってましたね。

また、鈴木勝大が待って乗ったピークには、

そこから乗る波全て、Masahiroピークと名付けられ、 実況されてました。

11
Masahiro Peak.

 

伊良湖ロングビーチで生まれ育った鈴木マリーンも

規定ラウンドを勝ち上がり公認プロの資格を獲得!

記事はこちらから→https://www.colors-magazine.com/?p=170424

12

 

ロングビーチでキーパーサーフステーションオーナーでもあり、

hサーフボードのシェイパー鈴木弘章氏と娘のマリーン。

20年前に千葉志田下で開催されたWQS OP千葉に連れていってくれた

サーフィンの師匠、児玉洋介。

13
Yosuke Kodama.

 

確かもうすぐ59歳になるが、

海外のWQSを廻るなど未だ現役で尊敬する方であり、

世界ギネス認定される日も遠くないだろう!

シードでラウンド5から登場したのは

農業とサーフィンの融合させるSurfarmerの杉原康幸。

14 15
Yasuyuki Sugihara.

 

ヒート前に緊張する安藤弘之進をリラックスさせていたのは

“ラスト2分の男”こと鈴木勝大。

16 17

 

そんな伊良湖サーファーを夏休みに入り、朝から応援していた。

18
Yusei Okada, Takumi Yasumiba, Yuya

19
Yuya.

20
Takumi Yasumiba.

21
Yusei Okada.

 

大会も4日目も終え、大会に合わせ毎年行っている

地元サーフィン協会主催 赤羽根夏祭り。

22 23
Abema TV MC 奄美大島 浜崎 亮平

24
手筒花火

 

大野マー君のバディー&応援に駆け付けていたDef Techマイクロと

杉原康幸の兄で赤羽根ローカル杉原琢麿。

25
Micro & Takuma Sugihara.

 

この後、名曲 「 Catch The Wave」を歌ってくれる一幕もあり、

夏祭り会場大いに盛り上がりました。

残念ながらメンズファイナルは日本人がいなくて残念でしたが、

いつか伊良湖サーファーが地元開催、

地元で優勝出来る選手が出てくる日を楽しみにしています。

26

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ