Photos & Text by colorsmagyoge.
8/6（土）。
台風5号からのスウェルが届けられ、
さらにサイズアップを果たしたこの日は、
BILLABONGの創始者であるGordon Merchantと
BILLABONGのアイコン的存在であるレジェンドサーファーOCCYこと
Mark Occhilupoがサーフィンをしたいということで、
8/4（木）の逗子SURFERSのイベントでMCを務めたWEST suitsのボスで
日本サーフィン界のレジェンドのひとりである岡田修平氏のJ’S前で
1時間ちょっとのセッションを決行！！
Mark”Occy”Occhilupo.
今回の来日はわずか3泊4日と短かったことから
自分のボードを持って来ておらず、
岡田修平氏のボードを借りてのサーフィンとなったことから
ベストなボードでないにも関わらず、1999年にワールドタイトルを獲得した
その世界指折りのパワフルなレールサーフィンは健在。
ちょっとしたスナップやターンでもそのスプレーの量はハンパなく、
これから台風でさらに波が上がってくるというこのタイミングで
帰国してしまうのが惜しまれるほどもっと見ていたいと思ったのだった。
Mark”Occy”Occhilupo.
その後、南千葉をあとにすると、今度は
「日本のキッズのサーフィンをチェックしたいです」
ということでGoPro Juniorが開催されていた志田下へ。
ここではスペシャルゲストとしてLIVE中継に参加。
会場にいた子供たちともコミュニケーションをとりつつ、
1時間ちょっとするとすでにフライトの時間が迫ってきたということで
一路成田空港へと向かっていった。
Sara Wakita.
この度は本当にわずかな時間でありましたが、
幼い頃からの憧れのOccyと一緒に時間を過ごすことができ、
本当に貴重な体験となりました。
まさか自分がサーフィンを始めたばかりだった頃の90年代初頭に
テープが擦り切れるほど見ていたIN THE WINDやGreen Iguana、
Banyup Dreamingをはじめとしたjack McCoy監督による
不朽の名作と言って過言ではないBILLABONGサーフムービーの数々に
出演しているヒーローに会える日が来るとは想像もしていなかった。
しかもその人柄もかなりジェントルであり、
サインや写真撮影を頼まれても決して嫌な顔を見せるわけでもなく、
むしろどんな人とも目線を合わせて話してくれる
素晴らしいその人間性を感じることができ、
さらにOccyのファンになってしまったことは言うまでもない。
Gordon社長と共にOccy先生、本当にこの度はありがとうございました。
またの来日を心よりお待ちしております。
GoPro junior終了後は志田下から少し走った場所に位置する某ビーチで
大原洋人、都筑百斗、都筑アムロちゃん、加藤3兄弟といったメンバーで
夕方セッションを決行！
US OPEN優勝を果たした世界トップレベルのそのサーフィンは
地元千葉ではさらにキレキレな印象を受けたこの日の大原洋人。
オリンピックに向けてその開催地の有力候補のひとつであり、
大原洋人自身のホームブレイクの波に大きく太いトラックを刻んでいく。
この日のベスト・シークエンスも残してくれたので、
そちらの方もぜひチェックしてみてください！
Hitoto Ohhara.
そんな大原洋人のサーフィンを同じ海の中で間近で見ることで
最高な刺激になったに違いない。
加藤3兄弟三男坊、けんぞう。
Kenzo Kato.
しばらく見ないうちにかなりスキルアップしたなと思った
加藤三兄弟の次男加藤翔平。
長男の加藤浩大はセッション開始早々にフィンが弁慶の泣き所に激突し
ボックスごとサイドフィンがなくなるというハプニングに見舞われ、
日没までノーサーフを余儀なくされた。
次回のセッションに期待！！
Above : Shohei Kato. Below : Kodai Kato.
松田詩野、脇田サラ、野中美波といったガールズサーフシーンに突如現れた
ネクストレベルな十代のゴールデンエイジのひとりであり、
オリンピック代表候補のひとりになり得る可能性を持った都筑アムロちゃん。
この日も深いボトムターンからのパワフルな縦リップを連発していた。
Amuro Tsuzuki.
そんなアムロちゃんの兄にあたる都筑百斗。
ここ数年間で一気に世代のトップのひとりに成長し、
先日行われたVOLCOMの世界戦TCT Global Champsではハイレベルな
ジュニアクラスでセミファイナル進出を果たし、
GoProJuniorでは昨年優勝を果たしており、
2連勝を狙い今年も絶好調なサーフィンを披露。
それを観戦していたBILLABONG創始者のGordon Merchantにして
「あのキッズは誰だ？」
と言わしめたが、なんとインターフェアを犯してしまい
コンテストDAY1でまさかの敗退。
ここでは怒りのサーフィンだったのか、激しいターンを刻んでいた。
Momoto Tsuzuki.
日没に近づくにつれオーバーヘッドサイズのセットもばんばん入り出し、
エキサイティングな台風5号セッションとなった！！
果たして、台風5号はさらにどんな波を届けてくれるのか！？
