Photos & Movie by ISA. Text by colorsmagyoge.

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MENS 7th, Takumi Nakamura.

ISA naminori Japan DAY7 from colorsmag on Vimeo.

 

 

日本時間の8/13(土)夜~8/14(日)、現地コスタ・リカ時間の8/13(土)。

世界各国の代表選手たちが集結する

INS ISA WORLD SURFING GAMESのDAY7が行われた。

ファイナルデイまで生き残りをかけたこの日は、

1発目のヒートから新井洋人と仲村拓久未が出場する

リパチャージ・ラウンド7のヒート92からスタート。

セットで頭前後の波が入るほぼ無風の面ツル・コンディションのなか、

先制攻撃と言わんばかり次々と波を掴む新井と仲村対し、

いい波を待ち続ける作戦だった開催国コスタリカ出身のCarlos Munozだったが

それが裏目に出てしまい、後半戦に差し掛かる前に

一度仲村に逆転して2位に躍り出るが、プライオリティーをうまく使った仲村が

グーフィーのセットを掴むと再び2位と逆転返しをお見舞いする形となり、

見事日本人2名揃ってラウンドアップ!!

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MENS 8th, Hiroto Arai.

 

迎えたリパチャージ・ラウンド8ではヒート94で

トータルスコア17.27ptを叩き出した新井洋人が1位のポジションで勝ち上がり、

ヒート95に組み込まれた仲村拓久未も

今大会では絶好調なサーフィンをみせているLucca Messinasと共に

2位のポジションでラウンドアップを果たした!

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いよいよ迎えたリパチャージラウンド9。

ここを勝てばリパチャージラウンドのファイナルヒートへと

コマを進めることとなり、ファイナルデイまで勝ち残ることができる重要な一戦。

しかし、運命のいたずらか、新井洋人と仲村拓久未は、

まさにリパチャージラウンドのセミファイナルともいうべき

リパチャージ・ラウンド9のヒート96で再び対戦することとなってしまった。

ここでもリパチャージ・ラウンド7のときのような日本人選手2名の

ワンツーフィニッシュが期待されたが、

次々とハイスコアを重ねるLucca MessinasとLeandro Usunaに

無情にも粉砕される形となり、波乗ジャパンの快進撃もここまでとなった。

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Hiroto Arai & Takumi Nakamura.

 

MENSにおいては仲村拓久未が7位で日本代表チームの最高順位となり、

その後に続く形で新井洋人が8位という結果となった。

国別のランキングは現時点では暫定7位となっている。

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迎える大会最終日は各クラスのファイナルまでが消化される予定。

日本代表選手はすでに敗退となってしまったが、

果たしてISAの世界一に輝くのは一体誰なのか!?

お見逃しなく!!

そしてこの数日間、日の丸を背負って世界の桧舞台で戦い、

感動を与えてくれた波乗ジャパンに、改めてありがとうございました!

 

>>ISA WWORLD SURFING GAMES

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ